手作り石けんの材料ゴマ油の効果と注意点

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ゴマ油は日本人に最も馴染みの深いオイルの一つです。古代エジプトの女王・クレオパトラも使用したと言われる歴史のあるオイルです。今では食用のイメージが強いゴマ油ですが、古代エジプトでは香料として、インドではアーユルヴェーダのマッサージオイルとして古くから各地で美容に取り入れられてきました。そんなゴマ油を手作り石けんの材料として使ったときの効果と注意点を解説しましょう。

ゴマ油の効果

ゴマ油には肌に素早くなじんで優れた保湿力を発揮するオレイン酸が約40%、肌の水分保持力を高めるリノール酸が同じく約40%と不飽和脂肪酸の割合が多い成分構成です。これにより、肌をやわらかくして潤いを与え、乾燥などの改善が期待できます。
また、ゴマ油にはゴマ油特有のセサミン、セサモリン、セサモールという成分が含まれており、細胞の酸化を抑える抗酸化作用があるため、シワ、シミ、くすみ、たるみといった肌の老化を予防するアンチエイジングにも効果的であると言われています。このセサミン、セサモリン、セサモールという3つの成分は、紫外線を吸収する働きもあるため、ゴマ油を材料として使った手作り石けんには日焼け止め効果も期待できます。

ゴマ油のデメリット

ゴマ油は食用、美容両面でとても良質な油であるため、あまりデメリットというものは挙げられません。ただし、外食やお菓子などからのリノール酸の過剰摂取が問題視される私たちの生活環境では、ゴマ油に含まれるリノール酸の量は気を付けたほうが良いと言えるでしょう。
リノール酸の大量摂取は肌の抵抗力が弱っているような部分に使うとアレルギー反応を起こすと言われていますので、適量を守って使いましょう。

ゴマ油の鹸化価

ゴマ油の鹸化価は苛性ソーダで131~138、苛性カリで184~193です。

どのような場面で使うと効果的か

ゴマ油はオレイン酸とリノール酸が40%ずつというその成分構成から、手作り石けんのメインの材料としては向いていません。しかし、セサミンを始めとした抗酸化作用のある成分が石けんを安定させる働きがあるため、他のオイルのサブ材料としてとても重宝されます。ゴマ油そのものは、髪や頭皮にも効果がありますから、材料のオイル構成によっては手作り石けんをそのままシャンプーとして利用しても良いでしょう。
また、食用のゴマ油はスーパーなどに必ずと言っていいほど置いてありますが、手づく石けんの材料であるオイルには食用の香りの強い茶色い焙煎ゴマ油は向きません。無臭でかすかに香りがする色の白い太白ゴマ油がおすすめです。

料理に使うなら焙煎ゴマ油、美容に使うなら太白ゴマ油

日本料理はもちろん中華料理にも使われ、その香りで日本の食卓を彩ってきたゴマ油。焙煎ゴマ油は家庭料理でも頻繁に使われますが、太白ゴマ油は探さないとなかなか気が付かないものですね。この太白ゴマ油、なんと生絞りだそうです。焙煎ゴマ油と異なり、ゴマを煎らずに生のまま圧搾するから、この色が生まれるのですね。
手作り石けんの材料としても大変安定しているゴマ油。他のオイルと一緒に太白ゴマ油を手作り石けんに加えてみてはいかがでしょうか。なお、太白ゴマ油ももちろん食用として使えます。

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