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手作り石けんの材料ひまし油の効果と注意点

蓖麻子油の石けん

いろいろな手作り石けんに挑戦していくと、手作り石けんに対する好みもだんだんとわかってくるようになります。しっとりした石けん、さっぱりした石けん、泡立ちがない石けん、ある石けん、使用後の効果が素晴らしい石鹸・・・。ひまし油はそんな手作り石けんのレシピのバリエーションを増やしていきたいかたにおすすめできるオイルです。
手作り石けんの材料ひまし油の効果と注意点について解説いたします。
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目次

ひまし油の効果

ひまし油は、オイルの中でもダントツに「水分を引き寄せる力がある」手作り石けんの材料です。この、「水分を引き寄せる」という意味はご自身で使ってみるととてもよくわかるでしょう。ひまし油を使った手作り石けんは、乾燥させるとカラカラになるのに、一度水分の多いバスルームに置くと、周囲の水分を引き寄せて、とろとろになってしまうほど。
ココナッツオイルなどの手作り石けんの泡を作る作用のあるオイルと一緒に使うと、泡立ちを促進するので、大きな泡を作ることもできるようになります。

ひまし油は唐ゴマ(ヒマ)の種子を低温圧搾して抽出する植物オイルで、別名カスターオイル。リシノール酸が80~90%とその成分の大半を占めています。リシノール酸は抗菌作用や解毒作用があるため、デトックスやターンオーバーを促すためにはとても効果的なオイルになります。
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ひまし油のデメリット

ひまし油を手作り石けんの材料として使った場合、最も大きなデメリットは「溶け崩れしやすい」ことです。ひまし油の「水を引き寄せる」効果は、石けんを使用した時には大変良い方向で作用しますが、保管する時には注意が必要になります。手作り石けんの材料として使う場合は、10%~20%程度の配合で他のオイルと混ぜ合わせて使う必要があります。また、ひまし油による溶け崩れを防ぐために、手作り石けんを硬くする他のオイルも配合の中に加えておく必要もあります。
また、泡立ちにとても貢献するひまし油ですが、ひまし油単品で手作り石けんに加えても、そこに泡立ちを発生させるオイルがなければその効果はあまり発揮されないことにも留意してください。
人によってはアレルギー反応が出ることもあるひまし油。敏感肌の方が手作り石けんに含めるときは、事前のパッチテストもお忘れなく。

ひまし油の鹸化価

ひまし油の鹸化価は苛性ソーダで125~134、苛性カリで176~187です。

どのような場面で使うと効果的か

ひまし油は、手作り石けんの泡立ちを起こすオイルと一緒に使うと非常に良い泡がでますので、シェービング用の石けん、キッチン用石けん、洗濯用石けんなど、泡の効果で汚れを落としたり肌を守る必要がある手作り石けんの材料として非常に重宝されます。
髪の毛に潤いを与えるために、ひまし油を使った手作りシャンプーを利用するかたも多いといいます。使用後は「髪がさらさらになる」という感想も多く、リピーターも多いのが特徴です。
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インドで古くから医療用などに使われてきたひまし油

インドのアーユルヴェーダなどの治療用のオイルとしても利用されてきた経緯があります。「水を引き寄せる」「泡立ちを助ける」という明確な特徴をもったひまし油。手作り石けんの材料として使いこなせるようになれば、ご自身の手作り石けんのレシピに広がりが生まれることは間違いありません。ぜひ一度その効果を試してみてください。

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