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乾燥肌や敏感肌に適した手作り石けん

乾燥肌や敏感肌におすすめの手作り石けん

手作り石けんを一度でも試したことがある人であれば、市販石けんとの保湿力の差に最初は驚いたことでしょう。手作り石けんに出会うまでは液体石けんを使っていたというほとんどの人が、「固形石けん使用後のつっぱり感」を理由に固形石けんから離れていたようです。なぜ同じ固形石けんでも保湿力が異なるのか、手作り石けんの秘密をご紹介していきましょう。

目次

天然グリセリン

市販石けんでも大量生産されるものは、手作り石けんのようにコールドプロセス法ではなく、釜焚き鹸化法(ホットプロセス法)で作られています。コールドプロセス法は出来上がり(使用できる)までに約1か月かかりますが、ホットプロセス法で作られた石けんは作成数日後すぐに使うことができます。ホットプロセス法とコールドプロセス法の違いの一つに、保湿成分であるグリセリンの量があります。ホットプロセス法は少量のグリセリンが含まれるのに対し、コールドプロセス法の場合は、加熱せず自然の熱で作るため、天然グリセリンが取り除かれることなくたっぷり含まれます。そのため、保湿力に大きな差が出てくるのです。

オイルの余剰分

石けんは、オイルと苛性ソーダ水(アルカリ)を化学反応させることにより生まれる産物で、この石けんができる化学反応を鹸化と呼びます。石けんを手作りする場合、使用オイルをすべて鹸化させるのではなく、鹸化させないオイル分を作ることで、石けんに含まれる余剰オイル分を増やし保湿力を上げることが可能になります。つまり、使用オイルを100%鹸化させるのではなく、85~95%のみ鹸化をさせることにより、残り5~15%の未鹸化オイルが保湿を高める役目をするのです。こういった自分の希望に沿ったアレンジが楽しめるのが、手作り石けんの醍醐味だと言えるでしょう。

化学合成物質を不使用

市販の液体石けんには合成界面活性剤という化学合成物質が配合され、石油等から大量に作られています。固形石けんは市販、手作りに限らず、顔を洗うと目に染みるという経験をした人は多いでしょう。これは石けんがアルカリ性であることを意味しているのですが、弱酸性が肌に優しいというのを謳い文句とし、液体の石けんが過去数十年で広く流通されるようになりました。最近になり、合成界面活性剤の肌への影響が問いただされるようになり、自然派の石けんが見直されてきました。

合成界面活性剤の特徴は、洗浄力や脱脂力が高いことにより、肌刺激が強く、肌を守る皮脂を過剰に取り除くほか、肌の水分を外に放出する作用があります。このことから、乾燥肌や敏感肌には適さないといわれています。また、皮膚に残った合成界面活性剤は、皮下浸透するため、経皮毒の原因にもなり大変危険です。

一方で、石けんには化学合成物質は一切含まれていません。石けんは、保湿成分として知られる天然グリセリンを含むほか、洗浄する際に脂肪酸イオンが肌に吸着して保湿力を高めてくれることで、肌の保護にもつながります。天然の成分のため、たんぱく質が破壊されることはなく、肌や髪、頭皮への作用が非常に優しく、しっかりと栄養を与えてくれるため、肌を健やかに保つことができます。