手作り石けんで使用するクレイそれぞれの特徴

ハンドメイドソープのクレイの特徴

手作り石けんの色付けで最も使われているのがクレイです。地中深くの粘土層から取り出したクレイは、含まれるミネラルの割合で色が異なり種類も多いため、様々な石けんで使用でき、大変使い勝手のいい色付け素材です。植物の色材はアルカリに負けて変色する素材が多いですが、クレイは見たままの色を出すことができるため、石けん作りには重宝します。多めに加えると濃い色が出るため、クレイを少しずつ石けん種に加えることで、色を調節すると良いでしょう。クレイの特徴は色付けだけでなく、肌に有益な効能を合わせ持つことです。デトックス効果があることから古くから医療に用いられ、また色により効能が異なるので、それぞれの性質を利用し石けんを作る楽しみもあります。

クレイの色

ホワイトクレイは、クレイの中で最も作用が穏やかで、敏感肌から乾燥肌に適しています。含有ミネラル分は最も低いものの、アルミニウムの割合は高いため、傷をキレイに治す瘢痕形成作用があるほか、デオドラント効果があることで知られています。

ピンククレイは、ホワイトクレイの次に作用がマイルドで、敏感肌や乾燥肌に向いています。引き締め効果があるため、石けんやボディケアでの利用が適しています。色がキレイなため、色付けとしてはクレイの中で最も利用されています。

ローズクレイは、紫に近いピンクで、普通肌から乾燥肌に適しています。ピンクよりも作用が強く、古い角質を除去しくすみを解消する効果があります。

レッドクレイはヘマタイト(酸化鉄)を多く含む赤いクレイです。ヘマタイトは血行促進作用があるため、石けんでの利用により体を温め、冷え性にも効果的です。また、残留脂肪分の代謝を促すセレニウムを多く含むため、セルライトやむくみの解消になるとして人気があります。普通肌から乾燥肌にお勧めのクレイです。

イエロークレイは、鮮やかな黄色ではなく黄土色に近いクレイで、炭酸鉄を多く含みます。真菌やカビに効果があり、肌の乾燥や痒みも緩和するため、水虫などにお勧めです。脂性肌から普通肌に適しています。また、新陳代謝を高めるリンが多く含まれるため、水分不足の疲れた肌や日焼けした肌、毛穴が開いた肌などに効果を発揮するほか、リフトアップ効果が高いことで知られます。

グリーンクレイは優しい緑色で、吸着性や吸水性、マイナスイオンがプラスイオンを取り込むイオン交換に優れていることから医療用として利用されることも多いクレイです。肌への作用は強めで、脂性肌から普通肌に適しています。酸化した脂を吸収する性質のため、ニキビや湿疹、皮膚炎などに効果を発揮します。

ブルークレイは、青というよりグレーに近い色です。最も肌への作用が強いクレイで、脂性肌に向いています。毛穴の汚れを吸着して取り除くほか、肌を引き締め、肌のくすみ、古い角質を除去する効果があるため美白効果が期待できます。

クレイの使い方

クレイは混ざりきらないとダマになって石けんの中に残ってしまうため、トレース後に石けん生地に混ぜる場合は、少量の生地を小さなボウルに移し、しっかり混ぜてからメインのボウルに戻すといいでしょう。クレイはレッド以外は全体的に淡い色が多いため、パステルのような淡い色付けをしたい場合は少量を加え、しっかり色を付けたい場合は少し量を増やすなど、調整しながら加えていくのがお勧めです。

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