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塩を使った手作り石けん

塩を使った石けんの作り方

お土産などで宮古島の雪塩やイスラエルの死海の塩、ヒマラヤ岩塩を戴く機会があると、ミネラルを豊富に含む塩をどうにか石けんに利用できないかと考える人も多いようです。多くのソーパーが塩入り石けん作りに挑戦していますが、型出しの際にすでに石けんがおからのようにモロモロになって切れないなどの失敗が非常に多く、難しい素材の一つに挙げられています。塩の効能や、石けん作りに利用する際の注意点やコツを知ることで失敗しない塩石けん作りに挑戦してみましょう。
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利点とその効能

塩溶効果・美肌効果

塩には豊富なミネラルが含まれます。塩に含まれるミネラルにはタンパク質を溶かし出す作用(塩溶作用)があるため、天然ピーリング剤として不要な角質を取り除くことで肌のざらつきを解消し、毛穴の汚れを溶かし出すことで美肌効果が期待できます。

保温・保湿効果

血行を促進することで、末端の血流も良くなり、体の保温を長時間持続することで冷え性の改善に効果を発揮します。また、ミネラル分の働きにより保湿効果があることから、乾燥肌、アトピー性皮膚炎にも有効的です。

殺菌作用

皮膚内部に侵入するアクネ菌やマラセチア菌を防ぐため、ニキビや吹き出物を改善するほか、黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が炎症を引き起こすといわれるアトピー性皮膚炎の改善にもつながります。そのほかに、皮膚の悪玉菌を防ぐことで、体臭予防にもなります。
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発汗作用

血流改善の働きで発汗を促すことにより、むくみを改善するほか、汗の濃縮を防ぐことで匂いの解消にもつながります。

デトックス作用

塩分が肌に付くと、水分が塩分濃度の高い方へ移動する性質が働きます。体内の水分が外部へ放出される際に、体内に溜まった不要物も一緒に排出することでデトックス効果が期待できます。

塩を加える際の注意点とコツ

塩の種類

宮古島の雪塩やイスラエルの死海の塩、ヒマラヤ岩塩などミネラル分の多い塩を加えたいところですが、ミネラル分が多すぎると、乾燥中に吸湿することで乾燥に時間が掛かるため、ミネラル分の少ない酵素塩などの利用がおススメです。ミネラル分の多い塩を使用する場合は、加える分量を少な目にすると良いでしょう。

細かくする

塩にはたくさんの効能がありますが、それと同時に石けんの中に残る塩はスクラブ効果ももたらします。粒が大きすぎると肌を傷つける可能性もあるため、事前にグラインダーなどで細かくしておきましょう。

発泡力のあるオイルを使用する
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塩を入れると泡立ちが非常に悪くなります。ココナッツオイルなど、泡立ちや出来た泡を長持ちさせるオイルの配分を多めにブレンドするのがおススメです。

後入れがベター

水分に溶かすことで先入れを試みる人も多いですが、失敗の原因にもつながります。トレース後に加えると成功率が上がります。

トレースをしっかり出す

トレースがしっかり出ていない状態で塩を投入すると、失敗しやすいことが分かっています。トレースが出てからも、しばらくよく混ぜてから塩を加えると良いでしょう。

保温

塩を加えた石けんはジェル化しづらいことが分かっていますが、ジェル化させる時と同様、保温箱の中に50度の温水を入れたペットボトルを入れるなど、しっかり保温をし鹸化を促すことで失敗が少なくなります。

早めの型出しとカット

しっかり乾いてしまうと、おからのようにモロモロになり切り分けが困難になります。少し柔らかめの状態で型出しするとキレイにカットができます。

使い心地

塩石けんの塩の配分量は、大さじ1杯程度から、オイルと同量の塩を加える人まで様々です。一様に、塩石けんの使い心地はさっぱりしていることが挙げられ、夏に適した石けんだと言われています。

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