アフィリエイト広告を利用しています

手作り石鹸の劣化の原因「酸化」を防ぐコツ

手作り石鹼の酸化を防ぐコツ

目次

手作り石鹸を劣化させる「酸化」とは?

手作り石鹸は市販のものよりも劣化が早くなりやすく長持ちしにくいということは周知のことと思います。その理由としては、防腐剤などが含まれないもしくは極端に少ないこともありますが、そもそも石鹸の劣化の原因の一つが「酸化」です。手作り石鹸に含まれる主成分は植物オイルですが、オイル=油は空気に触れると酸化していきます。極端に言うと、天ぷら油のように一度外に出すと色が黒っぽくなり匂いも変化していくのです。

これまで、最後まで使い切る前に石鹸が劣化してしまった方や、保存しているうちに油臭くなってしまって使えなくなってしまった方は必見です。

少しでも石鹸を長持ちさせたい!良い状態を保ちたい!ということであれば、この「酸化」に注意することがとても重要になります。

酸化しやすくなる原因とは

それでは、酸化しやすくなる原因はなんでしょうか。

〇酸化しやすい油(脂肪酸)を含んでいる

リノール酸やリノレン酸は、酸化しやすいと言われているので、配合量が多い場合は注意しましょう。

〇日光・空気に触れている

直射日光に触れたり、空気に長く触れていると酸化がすすんでしまいます。

〇高温多湿状態にある

温度が高いほど、酸化がすすむのもはやくなります。

〇原料に銅、マンガン、鉄、クロム、ニッケルなどの金属が含まれている

金属は、空気に触れると酸化しやすいため石鹸自体の酸化もすすんでしまいます

〇原料にクロロフィル、カロチンなどを含む

酸化しやすい色素も石鹸の酸化の原因となるので注意しましょう

酸化を防ぐ方法とは

以上が石鹸が酸化しやすくなってしまう原因ですが、酸化を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?

〇酸化しにくい油を使う

抗酸化力の高いビタミンEを多く含むオイル、ゴマ油、米油、ローズマリー油などがおすすめです。

〇石鹸を作る際の道具に注意

手作り石鹸を作る際、20分程度しっかりと混ぜる作業が必要になってきます。その際ステンレスのボウルなどを使用すると微量ですが金属が混ざってしまう可能性もあります。手作り石鹸の劣化が気になる方は一度見直してみても良いかもしれません。ボウルなど買い換えられない場合はペットボトルなどでも代用できます。

〇酸化を促進させる色素や材料をいれない

どうしても、それらの色素を使いたい場合は植物オイルは参加しにくいものを使いましょう。

〇保存に気を付ける

熟成期間中は、光(蛍光灯も)を避け、変え通しの良いところ十分に乾燥させましょう。木の戸棚や木の箱、段ボール箱などがおすすめです。

出来上がった石鹸は、光・湿気・高温・空気が苦手です。乾燥が終わった石鹸は、ジッパー付きのビニール袋に入れ脱酸素剤(ホッカイロでも代用可能)を1つ入れて光の当たらない涼しい場所にいれまよう。使い始めた石鹸は早く使い切るのが一番ですが、浴室など高温多湿になりやすい場所に置きっぱなしにするのではなく、なるべく使うたびに日の当たらない風通しの良い場所で保管しましょう。

石鹸の酸化を防いで長持ちさせましょう

いかがでしたが?少し面倒に感じるかもしれませんが、ひと手間加えるさけで石鹸の持ちが変わってきます。せっかく手間暇かけて作る手作り石鹸ですのでなるべく長持ちさせ最後まで使い切りたいですよね。ぜひ参考になさってくださいね。