犬用の石けんレシピ作りの注意点

犬に手作り石けんを使う際の注意点

人間同様、大切なペットのために、合成界面活性剤や合成香料、着色料、保存料を使わない天然素材で作る石けんが注目されています。特に犬の皮膚は人間の6分の1の薄さであることから、虫などによる皮膚トラブルも多いです。できる限り優しい素材を使いつつ、全身を覆う毛にも栄養を与えるシャンプー石けんが最適です。人間よりも小さくデリケートな犬には、使用不可の材料や事柄が多々あるため、十分注意してレシピを作っていきましょう。

NGのオイル(油脂)

不飽和脂肪酸を多く含む植物油脂は、犬の毛に油脂が残り、酸化したり、微生物の繁殖で皮膚ダメージを与える可能性があるため、使用は避けましょう。

不飽和脂肪酸の中でも特に酸化速度が速いリノール酸やリノレン酸を多く含むオイルは、使用しないようにしましょう。

リノール酸を多く含むオイル:ひまわり油、紅花油、グレープシード油、月見草油、コーン油、小麦胚芽油、大豆油、綿実油、くるみ油、ごま油、ククイナッツ油、ローズヒップオイル、ピーナッツ油、米ぬか油、スイートアーモンド油、アプリコット核油、キャノーラ油

リノレン酸を多く含むオイル:ローズヒップオイル、ククイナッツ油、くるみ油、キャノーラ油

ディスカウントは不要

人間用の石けんの場合、油脂分を残し保湿力の高い石けんにするために、ディスカウント率を15~25%に設定します。ところが犬の場合は、毛に油脂が残ると酸化しやすく皮膚を痛める可能性もあるため、ディスカウント率は5%程度がおススメです。

NGのオプショナル素材

薄い犬の皮膚を傷付ける恐れのあるクレイや炭などスクラブ成分は使用不可です。

NGのエッセンシャルオイル

エッセンシャルオイルの中には作用の強いものがあり、妊娠中や心臓病を患っている人には適さない種類があります。同様に、犬は人間よりも体が小さいことから少量でも影響力が大きく注意が必要です。特にアルデヒド類(皮膚刺激が強い成分)、ケトン類(神経毒性成分)、フェノール類(肝毒性がある成分)を含む下記23種のエッセンシャルオイルの使用は控えましょう。

アニス、オレガノ、ウィンターグリーン、ウォームシード、カラマス、カンファー、カシア、グローブ、サッサフラス、サンタリナ、ジュニパー(ジュニパーベリーは使用可)、セイボリー、タイム、タンジー、バーチ、ビター・アーモンド、ヒソップ、マグワート、マスタード、ラベンダーストエカス、ルー、ワームウッド、ヤロー

妊娠中の犬にNGのエッセンシャルオイル

妊娠中の犬は人間同様、刺激の強いオイルの使用を控えた方が良いでしょう。

ペパーミント、ローズマリー、ユーカリ、ティーツリー

犬に適したエッセンシャルオイル

一般的に犬に適したエッセンシャルオイルの一覧になりますが、人間同様、犬にも香りの好みはあります。使ってみて犬が気に入らないようであれば、以後使用は控えた方が良いでしょう。

・毛に栄養や艶を与える
ローズマリー

・元気のない犬に
行動力と記憶力アップに繋がります。トレーニング中の犬や、高齢犬の痴呆症防止にも最適。
レモングラス、ローズマリー

・防虫効果
蚊やマダニは人間だけでなく、犬にとっても感染症の原因になり危険です。
ニーム、シトロネラ、ラベンダー、ティーツリー、レモングラス、ユーカリレモン

・消臭効果
ティーツリー、ユーカリ

・問題行動の多い犬に
神経質で興奮しやすい犬や、落ち着かず不安で吠えたりする犬に最適。イライラや興奮を鎮め、リラックスさせる作用があります。
ラベンダー、プチグレン、ベルガモット、マジョラム、ネロリ、オレンジスイート、マンダリン

・免疫や体力回復、ショックを受けたときの心の回復
ティーツリー

・ダニ除け
ゼラニウム

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