液体石けんの作り方

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石けんを手作りする人のほとんどが固形石けんを作成しますが、作り方を少し変更し無水エタノールを使うことで液体石けんも簡単に作ることができます。お風呂に入る際に体を洗う石けんは固形石けんの方が使い慣れている人が多いですが、手の洗浄には液体石けんの方が好まれる傾向にあるようです。また、液体石けんは食器洗いにも活用でき非常に便利です。液体石けんの作成には通常苛性カリを使いますが、固形石けんで使い慣れた苛性ソーダを用いた作り方をご紹介していきます。

事前準備

固形石けんを作る際には、保湿力を高めるためにオイル分を少し残すため、鹸化率を85~95%で調整するのがお勧めですが、液体石けんの場合は過剰な油分が浮いてこないよう完全に鹸化させるため、鹸化率は105%にします。しっとりする液体石けんを作りたい場合は、保湿力の高いオイルを選ぶと良いでしょう。

精製水と無水エタノールの量は、精製水がオイル全体の半分量とし、無水エタノールはオイル100gあたり30mlを準備して下さい。

液体石けん素地の作り方

① 鍋に水を入れ火にかけます。ボウルにオイルを入れ、鍋の熱湯の中にボウルごと入れて湯煎し、オイルの温度を75度まで上げます。

② 固形石けんを作る際には、苛性ソーダ水は氷水で温度を下げますが、液体石けんでは自然に温度を75度まで下げ、オイルの温度と合わせます。

③ 75度まで下がった苛性ソーダ水をオイルの中に混ぜ入れ、さらに湯煎をすることで85度まであげていきます。(85度になったら火を止めます)

④ オイルと苛性ソーダ水が合わさった中に、無水エタノールを注ぎ入れます。この時に火が止まっていることを事前に確認してから無水エタノールを入れて下さい。

⑤ 湯煎したままで、泡だて器を使い、下からしっかりペースト状になるまで混ぜていきます。ボウルから溢れ出ないようにゆっくり混ぜるのがコツです。

⑥ 固形石けんの場合、鹸化を進めるためにしっかり保温し、また、アルカリ値を落ち着かせるため1か月程度の熟成期間を必要としますが、液体石けんは1日かからずして使用が可能です。

⑦ ペースト状になった石けん素地は固まることがありません。必要に応じて精製水を加え、好きな量の液体石けんを作ることができます。

液体石けんの作り方

① 石けん素地100gにつき、精製水は150~250 mlの割合で加えます。重みととろみのある液体石けんを好まれる方は150ml程度にすると良いでしょう。精製水の量は好みで調節して下さい。

② 液体石けんを入れるディスペンサーの容量を確認し、石けん素地と精製水の総量が超えないようにします。

③ 使用する石けん素地を取り出し鍋に入れ、好みの精製水量を加えてから火をかけていきます。ペースト状の石けん素地を溶かすには少し時間が掛かります。泡だて器などでしっかり混ぜる必要があるため、鍋の底が傷つく可能性を考慮し、ノンスティックの鍋は避けた方が無難でしょう。

④ ボウルに入れ、電子レンジで加熱することも可能ですが、泡立って溢れだす可能性もあるため、短時間で何回かに分けて、混ぜながら加熱することをお勧めします。

⑤ 石けん素地がしっかり溶けたら、エッセンシャルオイルなどで香り付けをします。混ぜ合わせた液体石けんの熱が取れたらディスペンサーに入れ替えて出来上がりです。

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