手作り石けんの色付け

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石けんで重要視されるのは香りですが、加えて、見た目がお洒落なデザインの石けんだと気分も上がり、お風呂がより楽しく感じることでしょう。そんな魅力あるデザイン石けんを作るためには色付けは欠かせません。色付けには、自然なものにこだわるのであれば、クレイやハーブ、スパイスなどを使うことが多いですが、自然素材は淡い色が多く、出せる色も限られてくるため、発色の良い酸化鉄やウルトラマリンなど鉱物系のミネラル香料も広く使われています。

クレイ

地中深くの粘土層から取り出したクレイは、ミネラルの割合によって色が異なります。豊富なミネラルが含まれるほか、デトックス効果もあり、古くから医療に用いられてきました。現在でも、パックや歯磨き、石けんなど広く利用されています。クレイの産地は、フランスやアメリカ、オーストラリアが有名で、採れる場所によっても色は異なります。

色は最も作用の優しいホワイトから、ピンク、ローズ、ベージュ、イエロー、レッド、グリーン、作用が強めのブルーまで幅広くあり、色づけだけでなく肌質によっても選ぶことができます。

ハーブなど植物やスパイス

ハーブなどの葉を石けんの色付けで使用する場合、乾燥ハーブを粉状にして使うと良いでしょう。自家栽培しているハーブを使用するときは、しっかり乾燥をさせて水分が残らないように気をつけましょう。水分はカビの元にもなり兼ねません。スパイスによる色付けも同様で、大き目の粒のものであれば、粉状にしてから使いましょう。特に硬いスパイスであれば、大きい粒の入った石けんは肌を傷つける可能性もあり危険です。スパイスなどの硬いものでも粉状に潰せるグラインダー機器を持っていると石けん作りの幅が広がります。

ハーブなどの植物はきれいな緑色の石けんになることはなく、大抵熟成の段階で空中の酸素と結びつき、茶色っぽく変色してしまいます。特に緑色の植物は思っていたような色が出ず、最初はがっかりすることも多いでしょう。きれいな緑色の石けんを作りたいのであれば、グリーンクレイがお勧めです。ハーブは色付けのためというよりは、効能を重視して選ぶのが良いでしょう。

石けんの色付けでよく利用されるスパイスは、ターメリックやパプリカなどです。ハーブとは違い、鮮やかな色が出るので、作るときには入れすぎにご注意を。少しずつ色を見ながら足していくといいでしょう。

そのほかに色付けで人気のある自然素材は、日本で古くから薬として用いられてきた紫根をパウダー状にしたものや、竹炭パウダーなどもあります。石けん材料店などで入手が可能です。

鉱物系のミネラル香料

自然素材は、穏やかな色合いのものが多く、キレイな青や緑、紫の色付けをするのは非常に難しいです。石けんを作る上で自然派にこだわる人は、思うような色を出せないことで試行錯誤ことも多いでしょう。一方で、自然の色付けにこだわらない人は、是非発色のいい酸化鉄やウルトラマリンを試してみて下さい。希望する色合いを出せることで、満足のいく石けんになります。

一般的に、緑は水酸化クロム、黄色と赤は酸化鉄、青や紫、ピンクはウルトラマリンの色材が石けん材料店で入手可能です。直接石けん生地に混ぜるのではなく、石けん生地を少量別のボウルに移し、そこでよく混ぜてから色を調節し、最後に混ぜるといいでしょう。

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