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ハンドメイドソープを作る時の水分量って?

sekken

最近では、市販のソープもたくさん種類が増えており、様々な香りや効能のものも売られていますよね。しかし、「もう少し泡立ちがよかったらな~」と思ったり、「香りはとても好きだけれど溶けやすくて、すぐなくなってしまう…。」など、もう少し自分好みにしたいと思うことがありますよね。

それなら、自分好みの世界に1つしかないオリジナルソープを作ってみましょう!なんだかワクワクしますが、どうやって作るの?何をしたらいいの?と疑問は多いと思います。そこで今回はオリジナルソープを作る上で大切になってくる水分量についてお伝えいていきます。

まずは、手作り石けんを作る際に使う「水」のお話からご紹介していきます。

目次

水分ってなんでもいいの?

ここでお話しする水分とは、”精製水”のことを指しています。「じゃあ、ソープを作る時は水道水じゃダメなの?」と疑問に思ったと思いますが、もちろん精製水以外を使ってはいけないということではありません。しかし、水道水には何らかの不純物が混じっていたり、ミネラルが入っている為、オススメではありません。もちろん地域によってそれぞれではありますが、ここは無難は精製水がオススメです。

市販の硬水ミネラルウォーターもあまりオススメではありません。参考にしてみて下さい。

では次に、水分量のお話しをしていきます。

水分量が変わるとどうなるの?

水分量が多いと、柔らかいソープになります。しかし、柔らかいソープがいいと思って水分量を多くしすぎてしまうと乾燥させて水分が徐々に抜けていく時に、せっかく綺麗に型を取ってもソープの形が崩れてしまう恐れがあります。

逆に少ない場合には、固めのソープができ、形が崩れにくくなります。しかし、あまりにも固すぎると使用する際に泡立てることが少し大変かもしれませんのでご注意下さい。

では、適度な水分量とはどのくらいなのでしょうか?

適度な水分量は35%!

「なんで35%?」という考えが率直な疑問だと思います。説明し始めると科学の勉強のようになってしまうのですが…

そもそもソープは脂肪酸ナトリウム塩というものが本体になります。その脂肪酸ナトリウム塩を作るには、油分にアルカリを加えて油分がグリセリンと脂肪酸に分かれます。そして、脂肪酸とアルカリがくっつき、脂肪酸ナトリウム塩になります。

そしてアルカリは目に見えるくらいのサイズだと、油分とくっつくの際に大きすぎるので、水を入れて分解させるという仕組みです。その際に適切な水分量が35%といわれています。もちろん、水分を全く使わないソープもありますので、こちらは参考にしてみて下さい。

”ハンドメイドソープ”という言葉は、まだ日本にはそんなに馴染みのない言葉かもしれませんが、近年だんだんとハンドメイドソープ愛用者が増えてきています。ナチュラル思考、オーガニック思考、という言葉が雑誌などで多く取り上げられていますよね。

もちろんはじめは市販のソープのように作ることはできないかもしれません。でも慣れてくるととっても簡単に作ることができます。

今のソープに少し物足りなさを感じている方がいらっしゃれば、是非、世界に1つしかないオリジナルハンドメイドソープを作ってみて下さい。