手作り石けんの材料マスタードオイルの効果と注意点

マスタードオイルの手作り石鹸

マスタード、つまり「からし」です。
マスタードと言えば、ホットドッグのお供やサンドイッチの具と共に、とご家庭のキッチンに常備されているかたも多いのでしょうか。

マスタードは、アブラナ科の種子であるマスタードを低温圧搾して作られたオイルです。
キッチンにあるマスタードとは少し様相が違いますが、いつも使っているマスタードと同じ植物から作られるマスタードオイルは一体どのようなものでしょうか。
また、手作り石けんの材料として使えるのでしょうか。

それでは、マスタードオイルを手作り石けんの材料として使った場合の効果と注意点についてご説明します。

マスタードオイルの効果

マスタードオイルは、インドのアーユルベーダという伝統医療でマッサージ用に使われてきたオイルです。黄色い色がついたオイルになります。
インドやネパール、バングラディシュなどの地域で古くから家庭料理などに使われてきたオイルです。

マスタードオイルの成分構成は、エルカ酸が40%、リノール酸16%、オレイン酸12%、といった内容になっています。

手作り石けんの材料としてマスタードオイルを使ったときのメリットは、比較的酸化しにくいところでしょう。日焼け後の肌を落ち着かせてくれる効果も期待できる石けんになります。

マスタードオイルのデメリット

マスタードオイルの含有成分で気になるのがエルカ酸。
現在は品種改良されてキャノーラ油と呼ばれている菜種油、品種改良前にはエルカ酸が豊富に含まれていました。
心臓病に悪いなどその毒性が取り挙げられる中、一方で、「長年食べ続けているから大丈夫」という意見もあり、様々な憶測が飛び交っています。
この「心臓病」説も、いまだラットでの証明のみ、人への悪影響については研究中ですので、ご自身の判断で使っていきましょう。

若干オイルそのものに刺激のある香りがしますので、匂いが気になる方は向かないかもしれません。

マスタードオイルの鹸化価

マスタードオイルの鹸化価は、苛性ソーダが129、苛性カリが175になります。

どのような場面で使うと効果的か

肌に良いとされる不飽和脂肪酸を多く含むオイルは、概して酸化が早いというデメリットを持っています。
マスタードオイルは、その点、酸化しにくい特徴を持っていますので、酸化が早い他のオイルとブレンドするとバランスの良い石けんになるでしょう。
育毛促進や白髪の予防にも効果があると言われるオイルであるため、シャンプーなどにも向いています。

アーユルベーダで使われているのに、本当に毒性があるの?

インターネットでその毒性についてまことしやかに噂されているエルカ酸を含むマスタードオイル。
インドのアーユルベーダで使われてきた経緯から考えると、一概に「毒性がある」とも言い切れませんがなかなかそんな噂を聞くと不安になりますね。
ここまでくると、何を信じるかは自分次第、という部分になってしまいますが、そのあたりが石けんを手作りしているかたの判断のしどころでしょう。
納豆を入れてみたりシソを入れてみたり、なんでもありの手作り石けんの世界。
作ってだめなら、しょうがないという認識も多い中での石けん作りです。
なかなか手に入らないマスタードオイルですが、上級者はチャレンジしてみてください。

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