手作り石けんの材料ボラージオイルの効果と注意点

ボラージオイルの石けん

ボラージという植物をご存知でしょうか。
別名ルリジサとも呼ばれ、青紫色の小さな花を咲かせる草で、中国、地中海などに生息しています。
ヨーロッパでは、花や茎をワインの香りづけに使っていたという歴史もあり、古くから使われてきた草花の一つでもあります。
そんなボラージオイル、精神安定効果があるということで、最近注目されています。
ボラージオイルを手作り石けんの材料に使ったときの効果と注意点について解説します。

ボラージオイルの効果

ボラージオイルは皮膚の免疫機能を向上させ、アレルギー、炎症、保湿やしわ、シミなどに効果があるとされています。

ボラージオイルの成分構成は、リノール酸が38%、γ―リノレン酸が24%、オレイン酸が15%です。

肌の皮脂腺を活性化させる効果が高いリノール酸を豊富に含んでいます。
また、月見草油にも多分に含まれるγ―リノレン酸の含有量も多く、これは、PMSと呼ばれる月経前症候群やうつ病の改善にも役立つと言われています。
γ―リノレン酸はホルモン分泌など、様々な生体機能を調整すると言われていますので、ストレスによるアレルギー反応や生活バランスの崩れの改善にも期待ができます。

手作り石けんの材料としては、γ―リノレン酸が炎症やアレルギーを抑える働きがあるため、肌の悩みを持っているかたにおすすめできます。
リノール酸やオレイン酸による保湿・肌のバリア機能の改善も見込めるでしょう。

ボラージオイルのデメリット

ボラージオイルのデメリットはその成分構成から酸化が早いオイルであるということです。
石けんを手作りする際には、温度を温めたり、乾燥させるために長く空気に触れさせたりと、酸化が早いオイルにとってはあまり環境が良くない状況で作成されます。

そのため、酸化が最も早い脂肪酸である多価不飽和脂肪酸に含まれるリノール酸やγ―リノレン酸を含んでいると、手作り石けんの作成過程で酸化し始めてしまう可能性があるのです。

ボラージオイルの鹸化価

ボラージオイルの鹸化価は、苛性ソーダで136、苛性カリで190です。

どのような場面で使うと効果的か

心のケアにも肌のケアにもとても効果的なボラージオイル、使ってみたいけれども酸化が気になる、というかたには、ぜひオプショナルオイルとしての利用をおすすめします。
トレース後のタネの温度が若干低くなり、型に入れて保温する段階のタイミングで加えてみましょう。
スイートアーモンドオイル、アプリコットカーネルオイル、ココナッツオイルなど、他のオイルとの相性も非常に良いので、様々なレシピを試してみてください。

心の健康を促す青い花のオイル、ボラージオイル

ストレスの多い社会では、うつ病や月経前症候群の悪化による症状に悩まされている方も多いでしょう。
そういったかたの悩みは、他の人から目に見えてわかるわけではないので、深刻です。
ボラージオイルのような民間薬を頼ることも重要ですが、生活の改善や環境を変えることも考えたほうが良いでしょう。
手作り石けんにボラージオイルを含ませることがその一助となるなら、試してみるのも一案かもしれません。
あくまでも民間薬としての扱いですので、過大な効果は期待しないほうが良いですが、「病は気から」という面で改善されることがあるなら、それに越したことはないでしょう。

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