手作り石けんの材料ヘンプシードオイルの効果と注意点

ヘンプシードオイルの石けん

石けんを手作りしようと思ったきっかけはアレルギー。そんなかたも多いと思います。自分の肌に合うオイルやレシピを作るのは死活問題というかたもいるでしょう。手作り石けんで基礎となるオイルはココナッツオイル、パームオイル、オリーブオイルの3点ですが、もともとアレルギーを気にして手作り石けんの世界に入ってきたかたは、もっと肌に合う、むしろより積極的にご自身の悩みを解決するレシピをお求めでしょう。
手作り石けんで使うオイルの中には、肌に刺激にあるオイルもあれば、肌に優しいオイルもあります。ヘンプシードオイルはまさに後者。食用でも使われるヘンプシードオイルは花粉症やアレルギーに効果があるオイルとして知られています。
そんなヘンプシードオイルを手作り石けんの材料として使ったときの効果と注意点について解説しましょう。

ヘンプシードオイルの効果

ヘンプシードオイルの成分構成は、リノール酸が47%、α―リノレン酸が16%、オレイン酸が6%、γ―リノレン酸が4%になっています。
ここで注目していただきたいのがリノール酸とα―リノレン酸の割合。人間の体にとって、理想的な必須飽和酸のバランスは、リノール酸3に対しして、α―リノレン酸が1と言われています。まさに、ヘンプシードオイルはその理想的な割合を満たす成分構成になっているのです。
α―リノレン酸は、うつやパニック障害などのメンタルヘルスの改善に役立つといわれ、γ―リノレン酸は皮膚の保護機能と免疫機能を高める役割を持ち、アトピー性皮膚炎の改善に効果があるほか、女性特有のPMS(月経前症候群)の緩和にも役立つといわれています。

ヘンプシードオイルを手作り石けんの材料として使ったときには、保湿性の良い石けんが出来上がるでしょう。

ヘンプシードオイルのデメリット

ヘンプシードオイルを手作り石けんの材料として使ったときのデメリットは、酸化が早く、日持ちがしにくい石けんになる、ということでしょう。ヘンプシードオイルのメインの脂肪酸であるリノール酸、リノレン酸は多価不飽和脂肪酸であるため、手作り石けんの長時間の工程になかなか耐えられないため、メインのオイルとしてはあまり使われないのです。

ヘンプシードオイルの鹸化価

ヘンプシードオイルの鹸化価は苛性ソーダで137、苛性カリで191です。

どのような場面で使うと効果的か

ヘンプシードオイルは、酸化がとても早いため、手作り石けんのメインオイルとしてはあまり適していません。しかし、毎月の悩みを持つ女性にとって、その効能は捨てがたいもの。トレースの後、オプションオイルとして加えることでヘンプシードオイルの効果を期待できる手作り石けんが出来上がります。
ヘンプシードオイルにはナッツのような香りがありますので、その香りを少しだけ楽しむために入れるのも一手でしょう。

体にとって理想的なバランスを持ったオイル、ヘンプシードオイル

ヘンプシードオイルは、花粉症、アトピー性皮膚炎、PMSやパニック障害など、現代日本人が直面している病気に大変効果があるオイルとして知られています。体にとって理想的なバランスを持った万能オイルですので、食用として使うだけでなく、手作り石けんの材料として、レシピに加えてみてはいかがでしょうか。

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