手作り石けんの材料ピーナッツオイルの効果と注意点

ピーナッツオイルのハンドメイドソープ

ピーナッツと言えば、オイルではなくバターのほうが有名かもしれません。むしろバターやオイルにしないでそのままお父さんのおつまみとして家庭で購入しているかたも多いことでしょう。そんなピーナッツオイル、手作り石けんの材料としては使えるのでしょうか?石けんを手作りしていくと、次第に「あれも入れてみよう、これも入れてみよう」となるはず。
そんな時に役立てていただきたい、ピーナッツオイルを手作り石けんの材料として使ったときの効果と注意点についてご説明いたします。

ピーナッツオイルの効果

ピーナッツオイルを手作り石けんの材料として使ったときに得られる効果は、「泡立ち良く、保湿力もキープしながら軽めの仕上がりになる」ということです。

ピーナッツオイルはピーナッツの実を絞ったオイルで、主成分はオレイン酸が42%、リノール酸が37%、パルミチン酸が12%となっています。マグネシウムをはじめ、各種ミネラルを豊富に含み、抗酸化作用のあるビタミンEなども含まれています。
ナッツ系のオイルは一般に保湿力が高い傾向がありますが、その中でもピーナッツオイルはリノール酸の含有量が多いため、比較的さっぱりとした使用感を得ることができます。
ピーナッツオイルは独特のナッツの香りがあることが特徴で、スイートアーモンドオイルよりも安価であることが多いこともメリットの一つです。

ピーナッツオイルのデメリット

ピーナッツオイルを手作り石けんの材料として使うときに一番気にしていただきたいのが「アレルギー反応」です。ピーナッツは食材の中でもアレルギー反応を起こすかたが多い品目です。しかも、その反応も様々で、「触るだけでもアレルギーの発作が出る」という重症のかたから、「食べるだけなら大丈夫だけど、肌に使うとアレルギーがでる」という使用用途によって反応が出たり、体調によってアレルギー反応が出たり出なかったりするかたまで、その形態は人それぞれです。
そのため、販売用や人にプレゼントするような手作り石けんの材料としては控えたほうが良いでしょう。特に、乳幼児や妊婦さん用の石けんとしてはあまり向いていません。

ピーナッツオイルの鹸化価

ピーナッツオイルの鹸化価は、苛性ソーダで135~143、苛性カリで190~200です。

どのような場面で使うと効果的か

ピーナッツオイルは、スイートアーモンドオイルの代用品として役立ちます。
また「オリーブオイルの石けんでは使用感が重い」というかたが20%くらいの配合で加えると、軽い使用感になるため、おすすめできる使い方でしょう。ただし、ピーナッツオイルはリノール酸など、多価不飽和脂肪酸の含有量が多いため、石けんとしては溶け崩れやすくなります。一緒にパールオイルなどの石けんに硬さを出すオイルを加えてバランスをとりましょう。
また、ピーナッツオイルは、精製の方法によって品質にばらつきがあるオイルの一つでもあります。手作り石けんの材料として購入するときは、その品質にも気を配りたいものです。

オイルとしての歴史は浅いピーナッツ

ピーナッツは食用として世界各国で利用されてきましたが、オイルとしての歴史は200年に満たない新参者です。アレルギーには十分注意して、ニューフェイスの活躍に期待しながら石けんを作るのも楽しいですね。

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