手作り石けんの材料ピーチカーネルオイルの効果と注意点

ピーチカーネルオイルの手作り石鹸

オリーブオイル、パームオイル、ココナッツオイルの基本をマスターし、シアバターやホホバオイル、スイートアーモンドオイルなどを使いこなせるようになったら、いろいろなオイルを試してみて、バリエーションを増やしていきたいもの。そんな時に手に取っていただきたいのがピーチカーネルオイル、アプリコットカーネルオイルなどの果実の種から抽出したオイルです。
ピーチカーネルオイルはその名の通り、桃の種子から低温圧搾したオイルです。では、手作り石けんの材料としてピーチカーネルオイルを利用した時の効果と注意点をご説明しましょう。

ピーチカーネルオイルの効果

ピーチカーネルオイルの成分は、オレイン酸が62%、リノール酸が29%、パルミチン酸が5%という構成になっています。アプリコットカーネルオイルは、オレイン酸が68%、リノール酸が22%、パルミチン酸が8%、スイートアーモンドオイルはオレイン酸が66%、リノール酸が24%、パルミチン酸が8%とそれぞれ似通った成分構成になっていることがお分かりいただけるかと思います。
成分構成が似ているということは、手作り石けんで使用した時の効果も似ています。それぞれ、手作り石けんの材料に含めると、泡立ちをきめ細やかにしたり、保湿に効果的であったり、手作り石けんのオイルとしてとても重宝します。

ピーチカーネルオイルのデメリット

スイートアーモンドオイル、アプリコットカーネルオイルと同じく、ピーチカーネルオイルも手作り石けんの材料としては溶け崩れがしやすいというデメリットを持っています。他2つのオイルと同様、パームオイルなどの石けんを硬くするオイルと混ぜて使うことにより、手作り石けんのバランスをとりましょう。
リノール酸が他のオイルより若干多いため、リノール酸でのアレルギーに心配な方は注意しながら使ってください。
ピーチカーネルオイルが他の2つのオイルと異なるところはその値段。生産量が少ないため、他のオイルよりもお高めの価格設定になっています。このあたりを考えると、石けんを手作りすることに慣れてきた上級者向けのオイルといってもいいでしょう。

ピーチカーネルオイルの鹸化価

ピーチカーネルオイルの鹸化価は、苛性ソーダで137、苛性カリで191です。

どのような場面で使うと効果的か

こちらもスイートアーモンドオイル、アプリコットカーネルオイルと同様、石けんをよりきめ細やかで滑らかにしたり、より繊細なレシピを作りたいときに使用すると効果的です。もちろん、オレイン酸が大半を占めていますので、手作り石けんのメインのオイルとしても利用できます。

桃の実から採れるオイルで気分もピンク色に上げていきましょう

桃の木は中国が原産で、桃源郷などというように、山間など比較的奥まった地域で育てらえてきました。ペルシャに渡り、そこからローマ人の手にもたらされた時には「ペルシャのリンゴ」という別名もついたそうです。日本でもその色からピンク色を「桃色」といいますね。そんな世界でも大変ポピュラーな果実の種子から採れたピーチカーネルオイル。手作り石けんの世界でも、ぜひその効果を試してみてください。きっと気分もピンク色に上げてくれるような石けんが出来上がることでしょう。

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