手作り石けんの材料ティーシードオイルの効果と注意点

ティーシードオイルの手作り石鹸

手作り石けんのバリエーションも増えてきた方には、中国の漢方薬として使われてきた材料に目を付ける方もいるのではないでしょうか。
その一つとして、ご紹介したいのがティーシードオイルです。
ティーシードとは、中国の山岳地帯に自生するツバキ科の植物・山茶の実から作られる植物油です。ティーシードオイルは漢方では不老長寿のオイルとして人気を博したオイルでもあります。当時はかなり高価なオイルであったことから、中国でも位の高い人しか手にできないオイルでもありました。
そんなティーシードオイル、手作り石けんの材料には使えるのでしょうか。
ティーシードオイルを手作り石けんの材料に使ったときの効果と注意点について解説します。

ティーシードオイルの効果

ティーシードオイルの特徴は、そのオレイン酸の含有量とビタミンE、そしてお茶特有の成分であるカテキンの効能でしょう。

ティーシードオイルの成分構成は、オレイン酸が80%、リノール酸が10%となっています。
オレイン酸の含有量はオレイン酸が多いと言われるオリーブオイルよりも多く、ダントツと言えるでしょう。
酸化はしにくく、漢方では高血圧の抑制や解熱作用があるとして医療用にも使われてきました。

また、ティーシードオイルに含まれるポリフェノールの一種であるカテキンは老化の原因となる活性酸素を無毒化する作用があると言われています。
ビタミンEも豊富に含むティーシードオイルは、カテキンの作用と併せて、アンチエイジングに効果的であると言われています。

オリーブオイル似ている成分構成で、手作り石けんの材料としてはしっとりとした洗い上がりになる保湿力の高い石けんとなるでしょう。
香りに癖がないのも、石けんの材料として嬉しいところです。

ティーシードオイルのデメリット

ティーシードオイルのデメリットは、その溶け崩れのしやすさです。
ティーシードオイルに8割以上も含まれるオレイン酸は、保湿効果には大変有効な成分ですが、石けんの材料として使った場合に、大変溶けやすい石けんが出来上がってしまうというデメリットも持ち合わせています。

また、ティーシードオイルは希少なオイルで生産もさほど多くはないため、中国・日本ともにあまり流通は多くなく、価格も安くはないというデメリットも存在します。

ティーシードオイルの鹸化価

ティーシードオイルの鹸化価は苛性ソーダで137、苛性カリで226です。

どのような場面で使うと効果的か

ティーシードオイルは、大変保湿力があるため、手作り石けんのオイルとして非常に有効な材料の一つでしょう。
一点、溶け崩れの心配については、パームオイルなどの溶け崩れを防ぎ、硬さを出すオイルと一緒に配合し、バランスを保つことが必要になります。
多少高価なオイルであるため、石けんの手作りに慣れてきた方におすすめしたいオイルです。

中国では漢方薬のティーシードオイル

中国では、古くから医薬品として貴重な存在であったティーシードオイル。
手作り石けんの材料としても、オリーブオイルと並ぶ豊富なオレイン酸は目を見張るものがあります。
「お茶」が健康飲料として世界で長らく愛用されてきましたが、オイルベースのお茶を手作り石けんに入れるのも、また楽しいかもしれません。

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