手作り石けんの材料サルバターの効果と注意点

サルバターの手作り石鹸

基本オイルのココナッツオイル、オリーブオイル、パームオイルに加えて、ナッツ系のマカダミアナッツオイル、スイートアーモンドオイルや、日本の椿油、少しリッチなシアバター、チョコレートの原料となるカカオから作られたカカオバターと、一通りいろいろなオイルやバターを試された自他ともに認める手作り石けん上級者のかたは、サルバターをお試しになったらいかがでしょうか。
サルバターはインドの亜熱帯雨林に生息する「サル」の木の種子から抽出されたバターです。
そんな上級者向けの珍しいバター、サルバターを手作り石けんに利用した時の効果と注意点をご説明します。

サルバターの効果

サルバターの成分構成はステアリン酸が42%、オレイン酸が39%という構成になっています。色は薄く緑がかっており、香りはあまりありません。カカオバターやシアバターと性質が似ていることから、それらの代用品として使われることが多いオイルになります。
飽和脂肪酸であるステアリン酸を豊富に含んでいるため、手作り石けんの材料として使用すると、酸化が抑えられ、また溶け崩れしにくい石けんとなります。
加熱処理にも強い性質を持つ安定したバターであり、豊富なオレイン酸が皮膚の保湿を助ける効果も持ち合わせていることから、手作り化粧品の材料として販売されていることが多くなります。

サルバターのデメリット

サルバターが「手作り石けん上級者」向けという理由は、その入手しにくさです。現在はインターネットなどで販売されていますので、パソコン上で探し当てられれば入手が可能ですが、店頭に売っていることはほとんどありません。また、手作り石けんの材料としてはメインオイルとしての使用ではなく、他のオイルやバターと混ぜ合わせて使うことになるため、手作り石けんのレシピをすでにご自身でアレンジできるようになった方に使っていただきたい一品になります。
また、手作り化粧品の材料としての用途以外にはあまり販売されていない材料になることもあり、比較的高価でシアバターなどと同じような価格設定で販売されていることが多くなります。

サルバターの鹸化価

サルバターの鹸化価は苛性ソーダで185、苛性カリで259です。

どのような場面で使うと効果的か

サルバターはシアバターやカカオバターのように手作り石けんの材料として混ぜると、その保湿効果を十分に感じることができます。冬などの乾燥した時期にぜひ使っていただきたい材料の一つです。手作り石けん以外でも、リップクリームやボディバターの材料としても使えますので、いろいろな用途で使ってみてください。

カカオバター、シアバターと共に保湿効果を味わって

サルバターは手作り石けんや手作り化粧品になじみ深い方でも、あまり利用している方は少ないようです。その理由は、「サルバターそのものが市場にあまり出回っていないから」でしょう。また、シアバターのように知名度が高くありませんので、効果が似ている場合、大概のかたはシアバターを手にすることのほうが多いことも要因の一つです。しかし、手作り石けんの材料として一度試していただければ、その滑らかで高級感あふれる使用感を実感していただけるはずです。サルバターを手作り石けんの材料として使うようになられたら、「上級者」であると認識して問題ないでしょう。

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