手作り石けんの材料ココナッツオイルの効果と注意点

ハンドメイドソープにオリジナルラベルを付ける

食用として最近どこのスーパーでも見かけるようになったココナッツオイル。ココヤシという熱帯雨林で栽培されている高木の果実・種子から採れるこのオイルは、インドやパナマなどで古くから医療用オイルとしても活用されてきました。海外で長らく親しまれてきた伝統的オイルを手作り石けんの材料として利用した場合の効果と留意点を解説します。

ココナッツオイルの効果

コナッツオイルには、飽和脂肪酸であるラウリン酸が主要成分の約50%、同じく飽和脂肪酸であるミリスチン酸が15%含まれています。飽和脂肪酸はオリーブオイルに含まれるオレイン酸などの不飽和脂肪酸よりも酸化しにいという特徴があり、ラウリン酸やミリスチン酸を多く含むココナッツオイルは手作り石けんに使うと保存のしやすい石けんになります。
また、ラウリン酸もミリスチン酸も手作り石けんの泡立ちを良くする効果を持ち合わせていることから、それだけでは泡立ちが少ないオリーブオイルをメインとした手作り石けんにココナッツオイルが加えられることもしばしばあります。ラウリン酸は大きな泡を素早く作れるようになる効果を持ち、ミリスチン酸は細かく持ちの良い泡が作れる効果を持ち合わせるという違いもあります。こういった泡立ち効果は冷たい水でもしっかり汚れを落とせるという性質があるため、洗浄力求める手作り石けんに重宝されます。
ココナッツオイルに含まれるビタミンEやラウリン酸は、老化を防止する働きがあると言われ、アンチエイジング効果も期待できるでしょう。

近年、ココナッツオイルはその広まりにより入手しやすいオイルの仲間に加わりました。これは石けんを手作りする人には嬉しいニュースと言えるでしょう。

ココナッツオイルのデメリット

ラウリン酸やミリスチン酸は手作り石けんに含めると高い洗浄力を発揮する一方、肌に刺激を与える成分も含まれています。手作り石けんのオイルとして用いるときは、配合量を20~30%以下に抑えることをおすすめします。
また、ココナッツオイルそのものにアレルギー反応が出る人もいますので、手作り石けんの材料として使う前に、パッチテストなどで確認しておきましょう。

ココナッツオイルの鹸化価

ココナッツオイルの鹸化価は苛性ソーダで177~182、苛性カリで248~264となっています。ココナッツオイルは手作り石けんの単独オイルとして使うことはあまりないオイルですので、他のオイルの鹸化価を勘案して配合を考えましょう。

どのような場面で使うと効果的か

ココナッツオイルはその洗浄力や老化防止効果から、ヘアケア用品にとても向いていると言われています。ココナッツオイルを古くからヘアケアに利用してきたポリネシア地方の人々が年をとってもその髪が黒々として豊かであったことから、白髪防止や抜け毛を予防する効果があるとして期待されています。

ココナッツオイルは洗浄力向上と泡立ちの効果がある手作り石けんの素材

ココナッツは1本の木に年間200個ほどの実をつける種類もあるほど、生産性の高い植物です。そんなココナッツから作られたココナッツオイル、手作り石けんでは洗浄力と泡立つ性質を生かして他のオイルと組み合わせて使いましょう。

手作り石鹸  手作り石鹸

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA