手作り石けんの材料ククイナッツオイルの効果と注意点

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ククイナッツオイルはハワイ原産のククイの木の果実を低温圧搾して抽出したオイルです。このオイルは大変刺激が少なく、ハワイでは生まれたばかりの赤ちゃんの体に塗り、強い日差しや海水の塩分などから赤ちゃんを守るそうです。
このククイナッツオイルを手作り石けんの材料として使ったときの効果と注意点について解説しましょう。

ククイナッツオイルの効果

ククイナッツオイルそのものの一番の効能は「肌トラブルの改善」でしょう。
ククイナッツオイルにはリノール酸が約40%、リノレン酸が約30%も含まれています。リノール酸は肌の水分を保つ効果が高いことで有名ですが、ククイナッツオイルに含まれるこれらの成分が日焼けによる炎症や切り傷などの緩和に役に立ち、乾燥肌や肌荒れなどのトラブルから解放する役割を持っているのです。
また、皮脂腺や汗腺に負担をかけることなく外部の刺激から肌を守る効果もあるククイナッツオイルは、日焼け止め効果も期待でき、そのサラサラした使い心地のオイルは赤ちゃんにも使えるほど低刺激であるという利点も持ち合わせています。

ククイナッツオイルのデメリット

そこまで低刺激なのに効能はたくさんある優れものな一品のククイナッツオイル、実はあまり手作り石けんには利用しません。リノール酸やリノレン酸といった多価不飽和脂肪酸が多く含まれているククイナッツオイルは非常に酸化が早いというデメリットがあります。
手作り石けんの作成工程は、石けんの素材温めたり、長時間空気にさらして乾燥させる気の長いものです。ククイナッツオイルを材料として使うと、この石けん作成の行程中にククイナッツオイルのような酸化しやすいオイルはどんどん酸化が始まり、結局完成したころには劣化してしまっているという可能背が非常に高いのです。
また、リノール酸は適量であれば皮脂腺を活性化させたり、肌を保護する機能を持ち合わせていますが、一方で摂取過多になるとアレルギーを引き起こす原因となる可能性があります。特に外食やお菓子などでリノール酸を摂取しがちな現代人は、手作りの石けんを考えるときでもその摂取量に気を配らなければなりません。そういった意味で、肌に触れる手作り石けんの素材としてはベストとは言い難い側面も持っています。

ククイナッツオイルの鹸化価

ククイナッツオイルの鹸化価は苛性ソーダで132~140、苛性カリで186~195となっています。

どのような場面で使うと効果的か

ククイナッツオイルは手作り石けんにはあまり使われないという話をしましたが、ハワイで赤ちゃんにも使われているその効能を石けんに取り入れることがゼロではありません。ただし、ククイナッツオイルの比率を10%以下に抑えたうえで、低刺激の石けんとして肌のトラブル改善に利用しましょう。もちろん早めに使い切ることを忘れずに。

ハワイの伝統的オイル、ククイナッツオイル

ククイの木はポリネシア人によってハワイに伝わったと考えられていますが、今ではハワイの代表的な植物です。
そんな伝統ある植物より生まれたククイナッツオイルはその酸化スピードから、手作り石けんの材料としては決して向いているとは言えませんが、肌を整え、赤ちゃんのようにキレイにしてくれる効果はぜひオイルの状態で取り入れたいものです。

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