手作り石けんの材料カカオバターの効果と注意点

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石けんを手作りしていくうちに、「おいしそうな石けんを作ってみたい!」と思ったこと、ありませんか?そんなときにカカオバターは重宝します。カカオパウダーと一緒にチョコレート風味の石けんを!とても素敵ですね。お子さんの毎日の手洗いも、チョコレート石けんなら楽しんでもらえるかもしれません。
そんなかたのために、手作り石けんの材料カカオバターの効果と注意点についてご説明します。

カカオバターの効果

チョコレートやココアの原料として有名なカカオ。ブラジルや西アフリカ、マレーシアなどで栽培されているカカオの種子から高温圧搾または溶剤抽出することによってカカオバターは作られています。口紅の材料にも使われるカカオバターは、化粧品の原料としても広く使われています。
そんなカカオバターの成分はオレイン酸が35%、リノール酸が3~4%という構成です。
オレイン酸が含まれているため、保湿力や皮膚を柔らかくする効果があります。
また、飽和脂肪酸であるパルチミン酸とステアリン酸を豊富に含んでいるため、手作り石けんの硬さを出したいときにはとても便利なオイルです。さらに、手作り石けんの材料として入れると香りがよく、また乾燥肌の人に向いた石けんとなるでしょう。
安価で手に入りやすいのがカカオバターの利点の一つです。輸入食品雑貨店やアロマショップで販売されていますので、確認してみましょう。

カカオバターのデメリット

カカオバターのデメリットは、パルミチン酸やステアリン酸などによる硬化作用が強いことです。そのため、石けんを手作りするときにカカオバターの分量を多くしすぎると硬くひび割れたり、もろく崩れやすい石けんになってしまいます。多くても20%までの配合で加えましょう。鹸化させずに、型入れ前にほんの少量溶かし入れても良いでしょう。
カカオバターでは手作り石けんの泡立ちを期待することはできないので、他のオイルで泡立ちを確保してください。
なお、カカオやチョコレートにアレルギーのあるかたの使用は控えましょう。

カカオバターの鹸化価

カカオバターの鹸化価は苛性ソーダで134~143、苛性カリで188~200です。

どのような場面で使うと効果的か

カカオバターはオレイン酸を含み、皮膚を保護することもあり、乾燥する冬に使う石けんとしておすすめできます。冬場はチョコレートを食べる機会も増えますが、ダイエット中の方は石けんでチョコレートの香りを楽しむも良いかもしれません。小さなお子さんがいる家庭では、ついつい口に入れてしまわないように気を付けましょう。

実は薬用にも使われていたカカオ

カカオは紀元前19世紀ころからアメリカで利用され、16世紀にヨーロッパに渡りました。日本ではチョコレートやココアなどスイーツでお馴染みですが、カカオの含有成分のテオブロミンには利尿作用やリラックス効果、カフェインには覚せい作用があり、薬用にも使われています。
体への作用も多種多様なカカオ、そしてそこから作られるカカオバター。手作り石けんの材料として取り入れるときには、「美味しそう!」という側面にプラスして、そのカカオの力を余すことなく吸収できるよう、効能や使い方もきちんと覚えておきたいものですね。

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