手作り石けんの材料のウィートジャムオイルの効果と注意点

ウィートジャムオイルの石けん

1年、2年と石けんを手作りしていくと、気になってくるのがその消費期限。特に体や肌への優しさを考えて手作り石けんの道を歩みだした方は、その材料である植物オイルたちの酸化のスピードを気にされるかたも多いでしょう。せっかく石けんを手作りしても、使わないうちにダメになってしまっては元も子もありません。そんなときに手に取っていただきたいのがウィートジャムオイル。別名、小麦胚芽油です。
では、ウィートジャムオイルを手作り石けんの材料として使ったときの効果と注意点について説明していきましょう。

ウィートジャムオイルの効果

ウィートジャムオイルの最大の特徴はその中に含まれる天然の抗酸化物質であるビタミンEの存在です。
手作り石けんの材料である植物オイル、特に石けんに使いたい「潤い」をもたらし、肌に効果が強い不飽和脂肪酸は一般に酸化しやすいのが悲しいところです。そこに登場するのがこのウィートジャムオイルです。ウィートジャムオイルに豊富に含まれるビタミンEは、防腐作用があるため、手作り石けんの材料に10%ほど加えると酸化しやすい繊細な石けんたちの日持ちが良くなります。

ウィートジャムオイルの成分構成はリノール酸が53%、オレイン酸が22%、パルミチン酸が16%というものです。手作り石けんの材料として使うと、ビタミンEに加えて、リノール酸、オレイン酸などが皮膚を活性化させ、肌の再生力を高めてくれます。

ウィートジャムオイルのデメリット

ウィートジャムオイルには一定数アレルギー反応が出るかたがいます。もともと小麦から作られていますので、小麦アレルギーのかたの石けんには向かないといっていいでしょう。食べる分には問題ないが、肌につけるとどうであるかわからない、と不安なかたは事前にパッチテストを行ってください。
また、ウィートジャムオイルは他のオイルに比べて高価なところもデメリットといえるでしょう。

ウィートジャムオイルの鹸化価

ウィートジャムオイルの鹸化価は、苛性ソーダで129~137、苛性カリで182~192です。

どのような場面で使うと効果的か

ウィートジャムオイルは、他のオイルと混ぜて酸化防止になるほか、炎症などを抱えたトラブル肌のかたなど、敏感肌である人にも有効です。敏感肌の人に優しいオイルたちに加えて手作り石けんを作れば、日持ちも良くなり、安心して不安定な肌のかたにも長く使っていただけるようになります。
ただし、ウィートジャムオイルだけでは溶け崩れは防げませんので、石けんを硬くするパームオイルなども一緒に加えたほうが良いでしょう。

小麦胚芽油は健康食品としても大人気!

ウィートジャムオイル、小麦胚芽油は実は健康食品の分野で活躍しています。ビタミンEが豊富であるため、サプリメントの成分としてよく使われているのです。小麦胚芽油にはオクタコサノールという呼吸で取り入れた酸素を無駄なく筋肉に送る成分が含まれており、持久力や反射神経、筋肉痛などに効くといわれています。多くのスポーツ選手がこの効果を期待して小麦胚芽油が含まれたサプリメントを愛用していることも有名です。
少々値が張りますが石けんを長持ちさせてくれるウィートジャムオイル、手作り石けんの上級者には使っていただきたい一品です。

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