肌に優しくなる手作り石けんのディスカウント率とは?

手作り石けんにはディスカウント率というものがあります。ディスカウントといっても値引きするディスカウントとは違います。手作り石けんはディスカウント率によってマイルドではだあたりが柔らかくなったりします。手作り石けんのディスカウント率についてご紹介します。

手作り石けんのディスカウント率とは

手作り石けんのディスカウント率とは、苛性ソーダの量を減らすために算出した率のことを指します。オイル分を全て石けんに変えずに残すことによってマイルドで肌当たりの良い石けんを作ることができます。そのためには苛性ソーダのの量を少し減らさなければいけません。しかし、苛性ソーダの量を減らしすぎても上手に石けんができないので、程よい率を把握することが大事です。

手作り石けんの苛性ソーダの量の計算方法

手作り石けんのディスカウント率はどのように算出するのでしょうか。まずは手作り石けんを作る時の苛性ソーダの量の計算方法をご紹介します。けん化価×オイル量=苛性ソーダ という計算式に当てはめて苛性ソーダの量を計算します。パッチサイズが600として、オリーブオイル400g、ココナッツオイル200gを使用して石けんを作る場合の計算を例としてご説明します。オリーブオイルのけん化価は1.034、ココナッツオイルのけん化価は0.19です。先ほどの式に当てはめると、オリーブオイルのけん化価0.134×400g=53.6、ココナッツオイルのけん化価0.19×200=38.0これを合わせた数値53.6+38.0=91.6g、これが必要な苛性ソーダの量です。

ディスカウント率でマイルドな石けんに

オイルのけん化価から計算した苛性ソーダの量はけん化率100パーセントの数値です。けん化率100パーセントでは手作り石けんならではのマイルドさや保湿効果の高さが半減してしまいます。そこで登場するのがディスカウント率です。石けんの中にオイルを残してやることによって肌当たりの柔らかいマイルドな使い心地の保湿効果の高い石けんを作ることができます。苛性ソーダを計算で求めた量よりも減らして入れることで石けんの中に過剰油脂を残すことができます。ディスカウント率をあげればそれだけ過剰油分も増えるのでマイルドな石けんになりますが、その分酸化しやすい石けんになってしまうので注意が必要です。

オススメのディスカウント率

苛性ソーダの量を減らしすぎてしまうと酸化しやすくなってしまいます。けん化率100パーセントではマイルドさに欠けます。そこでオススメな手作り石けんのディスカウント率は85〜95パーセントです。けん化率100パーセントにしないことによって未反応の苛性ソーダを残さないという点でもディスカウント率はだいじです。90パーセントのディスカウント率の石けんを作る場合の苛性ソーダの量は、先ほど計算して求めた苛性ソーダの量に0.9掛けて求めます。先ほどのオリーブオイルとココナッツオイルの石けんで求めた苛性ソーダの量が91.6gでしたので、91.6×0.9=82.44となります。ここでは小数点以下は四捨五入します。この石けんをディスカウント率90パーセントで作るのに必要な苛性ソーダの量は82gとなります。

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