石けんシャンプーの正しい方法ときしみ対策ポイント

石けんシャンプーの正しいやり方

頭髪を洗うには専用のシャンプーを使うことが多く、石鹸を使う機会は少ないです。髪を洗うということは、正確に言うと髪の余計な皮脂を落とすことを意味します。シャンプーも石鹸も皮脂を落とす作用がありますが、石鹸はより皮脂の洗浄力が強いです。

頭髪の洗浄に必要な要素

石鹸をシャンプーとして使うと皮脂が落ち過ぎることがありますが、言い方を変えれば、頭髪にはある程度の皮脂が必要ということになります。そのため、「髪のうるおい」という言葉は頭髪に適度な皮脂が残っている状態を指しており、多くのシャンプー製品は皮脂を落としすぎないように加工されています。

石鹸シャンプーは安全性が高い

シャンプーに比べると石鹸は天然成分を用いていて安全性が高いものが多いことから、石鹸で頭髪を洗うのも理にかなっていると言えます。最近では石鹸からハンドメイドシャンプーを作るための情報も手に入りやすくなっているため、自分の好みや頭髪に合わせて安全性の高いシャンプーを作れるのも、石鹸のメリットの一つです。

歴史のある石鹸への安心感

18世紀ごろから使用が確認されているシャンプーに対し、石鹸は古代から使われている非常に歴史のある洗剤の一つです。その長い歴史から使用に際して安心感もありますし、古くからの知恵を活かした天然石鹸商品のラインナップも豊富なので、シャンプーにも活用する人が多いです。

緊急時や宇宙でも活躍!

あまり知られていないことですが、石鹸は「ドライシャンプー」として災害などの緊急時や宇宙での洗髪にも使われています。あらゆる場で活躍できる石鹸はその分安全性が証明されているとも言えるので、石鹸シャンプーが人気の理由の一つとなっています。

髪質が悪化することも

うるおいに皮脂を必要とする頭髪に石鹸を使うと、しつこいべたつきが落ちやすくはなりますが、髪質がパサついて慢性的に悪化してしまうこともあります。この事態を避けるためには、石鹸をシャンプー代わりに使うのは多く汗をかいた日などに限定し、毎日頭髪に使用するのは控えるという方法を覚えておきましょう。

カラーリングをした髪への使用

石鹸シャンプーはその洗浄力から、染めた髪の色を落としやすいという特徴があります。そのため、カラーリングをしたばかりの方や、染髪を楽しんでいる方には石鹸シャンプーはあまり向いていません。

薄毛や抜け毛傾向の人は要注意

頭皮の皮脂が石鹸シャンプーで多く洗い流されると、保湿効果が失われて頭皮が傷つきやすくなってしまいます。薄毛や抜け毛がある方は石鹸シャンプーの強い洗浄力によってその症状が進行することもあるため、自己流で石鹸を頭髪に使うのは控えましょう。

ただし、石鹸を素材として安全性を高めたシャンプーも市販されているため、そのような商品は安心して使うことができます。

性別と季節ごとの石鹸シャンプー

皮脂をよく落とす石鹸シャンプーは、発汗が多い夏に使うのがお勧めです。特に男性はホルモンの関係で女性より皮脂がかなり多いため、脂っぽい頭髪が気になる方は石鹸シャンプーを使ってみましょう。

一方、秋から春にかけて乾燥しやすい時期になると、石鹸シャンプーは頭髪の乾燥を一層進めてしまい、逆効果と言えます。この期間は石鹸シャンプーの使用を極力控え、うるおい成分を持ったシャンプーやコンディショナーを使って頭髪のケアをすることをお勧めします。

なぜ石鹸シャンプーを使うと髪がきしむのか

石鹸シャンプーを使い始めると誰もが悩む「髪の毛のきしみ」。手作りのクエン酸リンスや石鹸シャンプーに一味加えてきしみを抑えている方もいますが、石鹸シャンプー専用のリンスが販売されていることはご存知でしょうか?
石鹸シャンプーできしんだ髪のケアをしてくれる専用リンスやトリートメント方法についてご紹介します。

石鹸シャンプーを使うと、髪の毛の汚れや余計な皮脂などがきれいに取り除かれます。合成シャンプーでは取り除けない汚れまでも落としてくれるので違和感を感じる方が多いのでしょう。
しかし、それだけではありません。

シリコンの有無が手触りに影響する

合成シャンプーから石鹸シャンプーに移行する方は必ずといっていいほど経験する髪の毛のきしみ。なぜ髪の毛がきしむのでしょうか?

それは、合成シャンプーに含まれている「シリコン」が石鹸シャンプーには含まれていないからです。シリコンは、髪の毛の表面をコーティングしてツルツルとした手触りに仕上げる役割を果たしています。ここで重要なのは「表面をコーティングしているだけ」ということです。つまり、髪の毛自体の健康向上をさせているわけでないのです。カラーやパーマ、日焼けなどにより傷んだ髪の毛を表面をコーティングすることにより「ツルツルになった」と見せかけているだけで補修はしていません。

アルカリ性が影響している

私たちの肌や髪の毛は弱酸性でできています。それをアルカリ性である石鹸を使うことにより髪の毛が適応できず髪の毛のきしみへと繋がります。
しかし、健康な頭皮・髪の毛を持っている方はそれほどきしみがひどくないのです。それは、弱酸性に戻す力がちゃんと備わっているからです。

我慢できないほどのきしみを感じる方、しばらく使っていてもきしみが和らがない方は弱酸性に戻す力が弱いということであり、相当頭皮や髪の毛が傷んでいるという証拠です。

つまり、石鹸シャンプーによって髪の毛がきしんでしまうのは石鹸が原因ではなく、頭皮や髪の毛が傷み過ぎて、弱酸性に戻す力(再生能力)が弱っているからなのです。

様子を見ながら少しずつ取り入れていく

石鹸シャンプーをはじめてから髪の毛の再生能力が上がるまで最低でも3カ月必要といわれています。毎日のことですから、それがストレスになってはよくありません。きしみに対して大きくストレスを感じている方は、3日に1回、2日に1回など少しずつ石鹸シャンプーを取り入れるようにしてみてはいかがでしょうか?

石鹸シャンプー専用リンス

石鹸シャンプー専用のリンスが販売されているのでそちらも併用しながら髪を健康にしていくことをおすすめします。

EMせっけんシャンプー専用リンス

しゃぼん玉石けんから出ている「EMせっけんシャンプー専用リンス」は、石鹸シャンプーによりアルカリ性に傾いた頭皮・髪をクエン酸(酸性)により中和することで、きしみを緩和してくれます。髪全体にリンスをつけて数分置いてから流すとリンスが頭皮や髪に浸透するのでより効果的です。洗い上がりはしっとりとしているので、きしみやごわつきなどのストレスから解放されます。合成剤を使用していないので、デリケートな肌の赤ちゃんやご高齢の方まで利用できるリンスです。

スウィーツソーパー ヘアリンス オリジナル

こちらもアルカリ性を中和する働きを持っており、きしみを抑えてくれます。また、開いてしまったキューティクルをキュッと引き締めてくれる効果をもっています。保湿成分であるグリセリンや植物エキスにより頭皮や髪の毛に潤いを補給してくれるという優れたリンスです。

リンスはジェル状になっており、柑橘系のほのかな香りでリラックスさせる作用があります。洗い上がりはサラサラとした肌触りになります。

エコーレア リンスプラス

こちらのリンスはとろみがあるので、手に取りやすく髪にも馴染ませやすい点が魅力です。無香料なので、香りが苦手な方にはおすすめのアイテムです。
また、商品のラベルに描かれている花は「コーレア」という名前をもつ花で、花言葉は「信頼」。エコーレアは「エコ」と「ユーレア」を合体させて作られた名前です。その信念を貫き通す商品を生み出しています。

地の塩社 CS リンス

こちらのリンスは「しっとり」とした洗い上がりになります。「しっとり」の秘訣は保湿剤。「キトサン」「スクワラン」「コラーゲン」「褐藻エキス」が配合されているので、きしみを抑えるだけでなく、しなやかで潤いある髪の毛に仕上げてくれます。フローラルの香りがします。

私の部屋 ヘチマリンス

こちらはヘチマエキスを使ったリンスです。北アルプス山脈の雪解け水で育った天然ヘチマの原液を配合しており、これが保湿効果抜群。80%がヘチマ水といった化粧水のような使い心地のリンスです。「天然素材にとことんこだわりたい!」という方におすすめのリンスです。

暁石鹸 ORIBU果樹亜瑠 リンス

びわの葉エキスとホホバオイルを使ったリンスで、髪の指通りを滑らかにしてくれます。ほどよいとろみがあるリンスなので、髪全体に馴染ませやすいことも特徴です。

匂いに関しては賛否両論で、甘酸っぱくてジューシーな香りを好む方にはおすすめですが、あまり嗅いだことのない独特な香りに抵抗を感じる方もいるようです。

手作り石鹸  手作り石鹸

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