近年では、電気や太陽光などの様々なエネルギーが使用されている為、昔に比べて炭を見かける機会が減りました。海外では、まだ炭が使われている地域もたくさんありますが、今では、身近で目にするのは消臭効果などとして薬局などで見かけることがほとんどではないでしょうか。バーベキューを頻繁にされる方もよく炭を目にするかもしれません。
その他、古くからある旅館などで囲炉裏が使われているところなどに行けば見かけるかもしれません。一見、あまり注目されていない炭ですが、驚くべき美容効果があったのです。今回はそんな炭の効果をご紹介していきます。
炭の持つ効果とは?
炭には、消臭効果がある他、汗をかきやすい季節には、余分な皮脂を取り除いてくれる効果も期待できます。クレイの炭には毛穴の汚れをしっかり吸着して綺麗にしてくれたり、炭のクレイでスクラブをすると美白効果も期待できます。肌だけではなく、歯磨き粉に使用されている炭にももちろん美白効果があります。そして驚きなのが、海外では、炭のジュースまであるのです。デトックス効果が期待されるといいます。味は癖がなく美味しいといわれています。日本食ブームの影響かもしれませんね。
流行に敏感な美人たちはみんな炭に目をつけている!といってもいいほどの炭ですが、お家で簡単に使用する方法を今回はご紹介していきます。
炭のハンドメイドソープを作ろう!
用意するもの
道具▷防護用メガネ、ゴム手袋、マスク、エプロン、ゴムベラ、泡立て器、ボウル、スプーン、牛乳パック、カッター、テープ
材料▷竹炭パウダー、苛性ソーダ、精製水、お好きなオイル(オイルの種類は後でご紹介します。)
最初に、石鹸生地を作っていきます。苛性ソーダを使う際は、大変危険なので必ずマスク、ゴム手袋、エプロンを着用してください。そして、小さなお子様がいらっしゃる家庭では、必ずお子様の手の届かないところでの保管を徹底してください。
石鹸生地は、苛性ソーダと精製水とオイルを合わせていきます。できた石鹸生地に竹炭パウダーを合わせます。合わせるときに石鹸生地を少量とってからそこに竹炭パウダーを加えて混ぜてから戻すとダマになりにくくなります。そして、牛乳パックに竹炭パウダーを合わせた石鹸生地を流し込んでいきます。あとは、乾燥させて完成です。完成したら切り分けてお使い下さい。乾燥させるとき夏の暑すぎる室内に放置しておくとカビが生えてしまうこともありますのでご注意ください。
炭を混ぜた石けんと、炭を混ぜない石けんを用意しておき、それぞれを交互に流し込むと、モノトーン石けんができますので試してみてください。
オイルの種類
最後にオイルの種類をご紹介します。よく耳にするオイルを中心にご紹介します。
オリーブオイル▷仕上がりがしっとりします。
ココナッツオイル▷泡立ちをよくしてくれます。
マカダミアナッツオイル▷浸透しやすく、軽いのが特徴です。
パームオイル▷溶けにくく、崩れにくくしてくれます。
ホホバオイル▷浸透がよく、保湿力が高いです。
スイートアーモンドオイル柔らかく、クセがなく、保湿にも優れています。
ひまし油(キャスターオイル)▷泡立ちがよく、保湿力にも優れています。
炭の最強の効果と、オイルを混ぜ合わせて、自分の悩みに合ったソープを是非作ってみましょう