手作り石けんに欠かせないアロマ

sekken

石けんを作る上で、香りづけは非常に重要です。石けんを店頭で購入する人の8割以上が匂いを嗅いでから気に入った石けんを買う傾向にあることが分かっており、石けんを購入する上で香りは最優先事項となるのです。石けんの香りづけに使用される主なアロマに、人工香料であるフレグランスオイルと、植物や果実から抽出したエッセンシャルオイル(精油)があります。それぞれの利点や選び方をご紹介します。

フレグランスオイル

自然派石けんにこだわる方には敬遠されがちな人工香料フレグランスオイルですが、最大の利点は価格の安さです。エッセンシャルオイルは植物の種類により大きく値段が異なりますが、フレグランスオイルは人工のため、全て値段が一定です。フレグランスオイルは3mlが140円程度で入手できますが、エッセンシャルオイルは最安の種類でも5mlが500円以上することが多く、フレグランスオイルの2倍近く高くなります。高価なエッセンシャルオイルともなると、50倍以上の差が出てしまいます。

価格以外の利点は、何といってもエッセンシャルオイルにはない香りの豊富さです。エッセンシャルオイルは芳香成分のある自然の植物や果実からしか抽出できませんが、フレグランスオイルはどんな香りでも人工的に作り出すことができるのです。チョコレートやストロベリーの香りなど、エッセンシャルオイルでは決して存在し得ない種類があり、デザインのイメージに合う香りを簡単に見つけることができるでしょう。

その他の利点は、香りの持続度です。エッセンシャルオイルは揮発性があり、トップノートである柑橘系に至っては、時間とともに香りが無くなってしまいます。その点、フレグランスオイルは香りがいつまでも持続するため、市販石けんには広く利用されています。

一方で、デメリットもあることを念頭に入れて頂きたいです。人工の香料のため、敏感肌の方が使用すると湿疹や痒みなどを引き起こすこともあり注意が必要です。また、エッセンシャルオイルのように効能はないため、純粋に香りを楽しむだけに使用することになります。

エッセンシャルオイル(精油)

エッセンシャルオイルの利点は何といっても、オイルそれぞれに精神的、身体的に作用する効能があることです。フレグランスオイルの場合、石けんのイメージでしか香りを選べないですが、エッセンシャルオイルであれば、イメージだけでなく、使用するシチュエーションも考慮して香りを選べます。朝シャワー用の石けんであれば、頭がすっきりする効能のオイル、気分を上げたい時には、アップリフト系効能のあるオイルを選ぶなど、作る石けんの幅が広がることは間違いないです。

一方で、エッセンシャルオイルのデメリットは高価なことです。植物の種類により、比較的安価なものもありますが、石けんに使用するとなると1バッチの石けんを作るために、10mlの精油を使い切ってしまうこともあり、石けん一つあたりの単価は高くなります。

また、エッセンシャルオイルは揮発性があるため、香りが飛びやすいのが難点です。高価だからとオイルを少量しか使用しなければ、使用時には香りが飛んでしまい「匂いのない石けん」になっていることもあるのです。石けんを選ぶ人の殆どが香りを重要視するということを心に留めておきましょう。

そのほかのデメリットは、エッセンシャルオイルの種類により作用が強いものがあることです。妊娠中には使用できないエッセンシャルオイルも数多くあり、せっかくの効能が仇になることもあるので注意が必要です。

手作り石鹸  手作り石鹸

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA