パッケージに惑わされないで!石鹸売り場では成分表をチェック

石けんの成分表

石鹸売り場にずらりとならんだ石鹸たち。見た目や香り、値段だけで選んでいませんか?肌に良さそうな雰囲気のパッケージを見つけると「なんとなく肌に良さそう」と手にとっている方は要注意です!特に敏感肌や肌力向上を目指す方には「成分表」を必ず確認する必要があります。

今回は石鹸の成分表の見方や成分の特徴までご紹介します。石鹸選びの参考にしてみてくださいね。

パッケージはいくらでも「オーガニック風」に作れる

「オーガニック」「ナチュラル」という言葉を聞くと、肌に良さそうなイメージを持ちますよね。パッケージの素材がアンティークなペーパーになっていたり、ハーブや花などがおしゃれに描かれていたらそれだけで「オーガニック!」と思い込んでしまう方も少なくないでしょう。パッケージは「広告」でもありますから、お客様の目を引き付けるよう工夫されています。

しかしそれが果たして自分の望んでいる「オーガニック」かどうかは、成分表を見るまで断定できません。成分表に書かれている内容が分かるようになれば、パッケージに騙されません!

石鹸の基本

石鹸は、脂肪酸とアルカリ成分が化学反応してできています。ですから、石鹸は必ず「アルカリ性」なのです。しかし、中には「弱酸性」と書かれたパッケージも見受けられます。肌が弱酸性なので、使う石鹸も弱酸性のほうが良いのだろう、と手にする方もいるかもしれません。しかし、これは石鹸の形にした成界面活性剤入りの合成洗剤なのです。

チューブ等の洗顔剤より石鹸のほうがよかれと思って手にしていた石鹸は「本物の石鹸ではない」ということです。他にも「天然成分主原料」「植物生まれ」「赤ちゃんの肌に優しい」などと書かれた石鹸も成分表を確認するまでは「本物の石鹸」であるかは怪しいところです。

アルカリ性に対して敏感になる必要はない

肌や髪が弱酸性であることは事実です。しかし、日本人が大好きな温泉の成分はほとんどがアルカリ性です。皮膚病に良いといわれたり、「美人の湯」というような看板を掲げている温泉もアルカリ性であることが多いのです。

皮膚には、元々アルカリ性を弱酸性に戻す力(肌力)がありますから、温泉にどっぷりつかっても問題はありません。ですから、アルカリ性の石鹸に対してもそれほど敏感になる必要はないのです。

成分表について

まず、成分表を見て、わけのわからない化合物の名前がずらりと並んでいたら「オーガニック石鹸」ではありません。様々な化学物質を配合しているということですから、完全に人工的に作られた石鹸です。

では、どのような成分がオーガニックといえるのでしょうか。それはとても簡単。成分表を見て、知っている名前ばかりが記載されていればオーガニックと判断して良いでしょう。

肌に負担のかかる成分とは?

オーガニックでもナチュラルでもない、洗浄力と泡立ち、そしてコストを重視した石鹸にはどのような成分が含まれているのでしょうか。

洗浄力・泡立ちをよくする成分

キレート剤、ラウリル硫酸など。
これらは、泡立ちや洗浄力を強化するために配合された成分です。しかし、洗浄力が強いため、必要な皮脂までも取り除き、角質層を壊す恐れがあります。

保湿剤として使われる成分

プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなど。
グリセリン等の天然保湿成分が含まれているもののほうが肌への負担が少ないです。

防腐剤として使われる成分

パラペン、EDTAなど。
天然素材で作られた石鹸は、しっかりと管理しないと腐りやすいという特性がありますが、上記のような防腐剤が入っているとカビ等の心配がありません。しかし、敏感肌の方には刺激が強く肌荒れを起こす原因にもなります。

まとめ

昨今、オーガニックブームにより良質な石鹸と怪しい石鹸が混在している状況です。そんなときだからこそ、成分表をしっかりと確認する必要があるのです。
「この成分、なんだろう?」「化学用語が多すぎてよく分からない」と感じたら、特に敏感肌の方は避けるようにすることをおすすめします。

手作り石鹸  手作り石鹸

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA