ココナッツオイルを使った手作り石けんの美容効果は?

ココナッツオイルを使った石けんの作り方

石けん作りの主要オイルのひとつとして使われるココナッツオイルは、太平洋諸島やアジア、中南米、アフリカなどの熱帯地方で育つココヤシの実から採れる油脂です。近年、美容やダイエットに効果があるとしてブームになり、身近なスーパーで簡単に入手ができるようになりました。食用としては、炒め物をする際の油として使ったり、コーヒーやココア、ミルクティーなどのホットドリンクに少量加えて摂取する人が多いようです。定期的な摂取により、冷え性の改善、エネルギー代謝や免疫力のアップ、デトックス作用による便秘改善などに効果を発揮すると言われています。

組成脂肪酸

ココナッツオイルを構成する脂肪酸は、飽和脂肪酸のラウリン酸が47%と最も多く、ミリスチン酸が18%、パルミチン酸が9.5%、ステアリン酸が2.9%、カプリル酸が7.7%、。カプリン酸が6.2%、不飽和脂肪酸のオレイン酸が6.9%、リノール酸が0.2%の割合で含まれています。

性質

ココナッツオイルは、ラウリン酸とミリスチン酸を多く含むため、起泡力があり、泡の持続力の高い石けんになり、冷水や硬水の使用でも洗浄力は高いです。融点が一方で、カプリル酸やカプリン酸を含むため、肌への刺激があるため配合には注意が必要です。ブレンドする際にはオイル全体の20%程度におさえておくのがお勧めです。ココナッツオイルは融点が20~28度のため、比較的硬めに仕上がるほか、飽和脂肪酸の含有割合が高いため、いたみにくい石けんになります。

種類

ココナッツオイルは、精製ココナッツオイルとヴァージンココナッツオイルの2種類が一般的に売られています。精製ココナッツオイルは、乾燥させたココナツの胚乳を高温で熱し、化学溶剤を用いて精製したもの。安価で作れるため、よく用いられる製法です。味や香りは控えめなのが特徴です。ヴァージンココナッツオイルは、生のココナッツを用いて、化学溶剤を使わず抽出した油脂で、精製ココナッツオイルよりも品質は高いです。精製ココナッツオイルよりも、風味や香りがいいのが特徴です。

肌への効果

ココナッツオイルの構成脂肪酸の半分を占めるラウリン酸は、抗菌作用、抗炎症作用があるため、肌荒れに効果を発揮します。また、ココナッツオイルに含まれるビタミンEは抗酸化作用、血行促進作用、バリア機能に優れています。これにより、シワやたるみの原因となる活性酸素を減少させる働きがある抗酸化作用で、肌の老化を防止するほか、血行促進作用により、皮膚の新陳代謝を高めることで美肌を作ります。また、皮脂の酸化を防ぎ、肌を保護するバリア機能により、大気汚染物質や紫外線などから肌を守ってくれます。

あまり知られていませんが、ココナッツオイルには日焼け防止の効果があります。SPF4~10程度の効果があるとされ、天然の日焼け止めクリームのブレンドオイルとしても広く用いられています。また、ココナッツオイルが持つ抗炎症作用や保湿作用により、日焼け後の肌のケアにも適しています。

また、ココナッツオイルは髪や頭皮に栄養を与えるため、ヘアケアにも優れています。頭皮の乾燥を防ぐことからフケ防止にもなり、つやつやとした健康的な髪を保ってくれます。このことから、シャンプー石けん(シャンプーバー)を作る際のブレンドオイルの一つに加えるのがお勧めです。

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