オリーブオイルの種類によって効果が違う?石けんの効果とおすすめ5選

オリーブオイルを使った石けんの特徴

手作り石けんには、色々なレシピがありますがその中でオイルは重要な役割を果たします。オイルの種類によって石けんの潤い効果やサラサラ感など、その使用感や性質が随分と変わることになるからです。

そこで、一般的にご家庭で入手しやすいオリーブオイルを材料に使った手作り石けんの効果や使用上の注意点についてまとめてみましょう。

オリーブオイルの効果

オリーブオイルの成分は、主にオレイン酸が70~80%、リノール酸10~15%、バルミチン酸10~14%、となっています。オレイン酸などの不飽和脂肪酸が多いオイルと言えるでしょう。

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は不飽和脂肪酸の中でも酸化しにくいことで有名です。オイルは「酸化」すると固体になる性質がありますが、オリーブオイルはそのオレイン酸の含有量から他の植物油よりも比較的固体化しにくいという特徴があります。

酸化が遅いということは、手作り石けんに使った場合、持ちが良いというメリットがあります。また保湿力が高く香りが良いというのも美点の一つです。オリーブオイルを使った石けんが最も肌に良い、という人さえいます。

オリーブオイルで作られた石けんで有名なものに1000年前からフランスで製造されている高級石けん「マルセイユ石けん」が挙げられるでしょう。17世紀にはルイ14世から「マルセイユ石けんにはオリーブ油以外の使用を禁止する」という王令が出たほどです。

オリーブオイルを使った石けんのデメリット

オリーブオイルを使った手作り石けんはオレイン酸が多く含まれているため固形化しにくい、つまり溶けやすい傾向があります。またオリーブオイルしか使っていない手作り石けんは「泡立ちが悪い」という性質もありますので、同時に「泡立ちが良くなる」ココナッツオイルを一緒に加えることが多くなります。

オリーブオイルは保湿性が非常に高いため乾燥肌の人にはとても良い石鹸ですが、脂性肌の人からは「すっきりしない」「べとべと・ぬるぬるする」という意見も聞かれます。さらに、オリーブオイルに10%~15%ほど含まれるリノール酸を大量に摂取すると免疫機能を妨害する症状が出ることがあり、アレルギーや湿疹など皮膚の抵抗力が弱まっている部分への使用は避けたほうが良い場合があります。

コスト面を考えると、香りが強く高品質と呼ばれるオリーブオイルほど、価格が高くなるというデメリットも挙げられます。

オリーブオイルの鹸化価

手作り石けんの作り方は様々ですが「加水分解(鹸化)」という化学反応を起こすことによって作られるものがメジャーであると言えるでしょう。オイルに水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを加えて「加水分解(鹸化)」を発生させます。

鹸化価とは、一定量のオイルを鹸化させるために必要な水酸化ナトリウムや水酸化カリウムの量のことです。オリーブオイルは1kg当たり、水酸化ナトリウムが130~140g必要、すなわち鹸化価は130~140、水酸化カリウムの場合は180~190g、つまり鹸化価は130~140となります。

なお、この鹸化価を間違える、つまり手作り石けんのレシピを間違えると石けんの中身に水酸化ナトリウムや水酸化カリウムが残ってしまってアルカリ性の強い石けんになったり、オイルの油分が残って洗浄力が落ちたりしますので気を付け

オリーブの肌への効果とは?

オーガニック石鹸の代表ともいえるオリーブオイルを使った石鹸。美肌効果だけでなく、乾燥肌、デリケート肌の方にも愛用されています。オリーブにはどのような肌への作用があるのか、今回はオリーブの効能と人気のオリーブ石鹸5選をご紹介します。

オリーブにはオレイン酸という成分が多く含まれています。このオレイン酸が、肌の汚れを落とし、乾燥やアレルゲンから守ってくれる働きをしてくれます。さらに、この油分は肌にハリとツヤを与える効果まであります。

人体の脂肪酸の半分は、オレイン酸で構成されています。オリーブオイルには約80%ものオレイン酸が含まれているので、肌に馴染みやすく使い心地が良いと感じるのでしょう。

オリーブの抗炎症効果

肌の炎症を抑える効果があります。オリーブオイルに含まれる「オレオカンタール」という成分が炎症部分に作用してくれるのです。

オリーブは肌のくすみにも効果的

毛穴汚れや肌のくすみを取り除く効果があります。毛穴の黒ずみとオリーブオイルは溶け合いやすく、黒ずみを無理なく取り除いてくれます。また、オリーブには肌を守るバリア機能があるので紫外線やホコリ等の小さな汚れに強い肌にしてくれます。

オリーブの保湿効果

人の皮脂に近い構造をもった成分が含まれているため、潤いを保つセラミドを補う働きがあり、乾燥から肌を守ってくれます。

ニキビ肌の方は注意

オレイン酸は、ニキビの原因となるアクネ菌を繁殖させてしまう働きがあるので、使ってみて肌に合わなさそうであれば使用を中止するようにしてください。

では、おすすめのオリーブ石鹸をご紹介します。

アレッポの石鹸ライト

オリーブ石鹸といえば「アレッポ石鹸」、といわれるぐらい世界中に広まっています。オイルの配合率はオリーブオイル98%、ローレ得るオイル2%となっておりほぼオリーブおいるが占めています。保湿成分であるグリセリンも豊富に含まれており、お湯で石鹸を泡立てていくと糸を引いたようなトロリとした滑らかな肌触りです。

水分を含むと溶けやすい石鹸なので、石鹸使用後は高温多湿を避けた場所に保管したほうが良いでしょう。

マルセイユ石鹸

フランス発祥のマルセイユ石鹸は、天然素材を100%使用した王室御用達の石鹸として昔から親しまれてきました。洗顔だけでなく、髪も含めて全身洗えるという特徴があります。赤ちゃんのデリケートな肌やアトピー肌にも使えるというほど肌に優しい石鹸です。敏感肌で乾燥しやすい肌質の方におすすめです。

オリプレ ナチュラルソープ バージンオリーブオイルのみ

トルコ産の上質なバージンオリーブオイル使用して作られた石鹸です。余分な皮脂汚れだけを取り除き、健康な皮脂は傷つけない肌にやさしい石鹸です。製造に半年以上かけて作る石鹸は、職人たちの思いがつまっています。

契約農場で採取されたオリーブを使うという徹底したオリーブ管理に安心が持てます。昔から良質なオリーブ産地として有名な畑で育ったオリーブの一番搾りを使っており、ビタミン・ミネラル・グリセリンなどの美肌効果に影響する成分がたくさん含まれています。

岡田石けん

岡田せっけんは、「オリーブ石けん素地」「天然グリセリン」「天然オリーブスクワラン」の3つが全成分です。保湿成分である天然グリセリンは肌に潤いを与え、天然オリーブスクワランは肌にハリを与える効果があります。シンプルですが美肌効果に必要な成分がグッと凝縮された石鹸です。

キヨエまるごと石けん

職人の手作り石鹸である「キヨエまるごと石けん」は、保存料・凝固材・添加材は使わないことはもちろん、石鹸素地までも使わない完全無添加石鹸です。泡立ちに必要な成分も入れていないので、オリーブオイルのヌルヌル感で洗います。

洗い流した後はヌルヌル感が残らず、まるで化粧水をつけたかのようなしっとりとした仕上がりになります。乾燥肌や敏感肌に悩んでいる方におすすめの石鹸です。

オリーブは健やかな肌づくりに大いに役立っていることが分かりましたね。大昔から使われていたということにも納得できます。
乾燥肌や乾燥する時期に、オリーブを使った石鹸を試してみてはいかがでしょうか?

オリーブオイルの種類

手作り石鹸で使う植物オイルとして大人気なのがオリーブオイルです。オリーブオイルは、オレイン酸を豊富に含み保湿効果が抜群です。また、油汚れをしっかりと落としてくれるのでしっとりなのにさっぱりと洗いあがります。敏感肌の方でも安心してる使えるところも人気の理由です。オリーブオイルは、配合されている脂肪酸のバランスが良くベースオイルとしてとても使いうやすいオイルです。初心者さんっはもちろん、手作り石鹸上級者さんにも幅広く使用されているオイルです。

しかし、オリーブオイルと一口に言っても様々な種類があるのをご存知でしょうか?今回は手作り石鹸で使用するのにおすすめのオリーブオイルを比較してご紹介します。

オリーブオイルを簡単に分類すると、3つにグレードに分けることができます。。グレードの高いほうから順番に、

・エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル

・ピュア・オリーブオイル

・オリーブ・ポマースオイル

となります。

エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルは、よくスーパーなどで食用で売られているものにもよく見られますが、科学的な方法や高熱での処理を行っておらず、風味や香りがしっかりと残ったオイルです。

ピュア・オリーブオイルとは、オリーブオイルから不純物を取り除き、さらにエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルをブレンドしたオイルです。風味や香りは少し劣りますが、酸化しにくい安定したオイルです。

オリーブ・ポマースオイルとは、工業用とされており食用油としては認められていません。そのため、あまり一般市場で購入することは難しいオイルです。

手作り石鹸におすすめのオリーブオイルの種類とは

手作り石鹸を作る場合、やはり一番グレードの高いエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを使用するのが良いのでは、と感じますが少し注意点もあります。

エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルで石鹸を作った場合、オリーブオイル特有のにおいや香りがそのまま残ってしまうということです。また、精製されていないのでオリーブオイル本来の栄養成分は残してくれますが、その反面で酸化しやすいという点もあげられます。石鹸作りでは、型入れ後1か月から2か月程熟成・乾燥期間をとるものが多く酸化しやすいオイルでは、使う際に劣化してしまう可能性があります。

そのため、石鹸作りで一番おすすめのオリーブオイルの種類は、ピュア・オリーブオイルです。有効成分は、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルよりも劣ってしまいますが、精製されたピュア・オリーブオイルを使うことで、酸化しにくく安定した石鹸になります。また、独特の香りが抑えられているので、他のアロマオイルなどの香りの邪魔をすることもなくオリーブオイル石鹸を作ることができます。

オリーブオイルの種類を見極めて上手な石鹸作り

オリーブオイルは、普段から料理でも使用する身近なものですが、手作り石鹸で使用する際は見極めも必要です。購入を迷ったら、手作り石鹸専用のお店や通販サイトなどで購入すると良さそうです。作ってみて、思ってた石鹸と違う…ということのないように事前にきちんと確認してくことも石鹸作りを成功させるには大切かもしれませんね。オリーブオイルをベースに使った手作り石鹸は本当に使い勝手がよく、他のオイルと組み合わせる際も相性の良い植物オイルです。手作り石鹸初心者の方も、まずはオリーブオイルを使った石鹸から作ってみると良いのではないでしょうか。

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