ウルトラ抽出って?手作り石けんの材料で使うには?

手作り石けんのウルトラ抽出

手作り石鹼には色んな専門用語がありますよね。初めて手作り石鹼を作る方からすれば、「え?なにそれ?どういうこと?」と思ってしまうこともあるかもしれません。

今回はその中でも「ウルトラ抽出」ということについてお話していきます。

ウルトラ抽出って何?

ウルトラ抽出法とは、95%以上のエタノールを使用して、有効成分を多量に抽出する方法で、一般に水溶成分と油性成分の両方を抽出することができるといわれています。もう少しわかりやすく言えば、ハーブなどをオイルに漬け込んで、有効成分を抽出します。ビンなどにいれて、ゆっくりゆっくり時間をかけて有効成分を取り出していきます。

では、実際に作るにはどうやって作ればいいのでしょうか?次はウルトラ抽出のやり方についてご紹介していきます。

ウルトラ抽出のやり方とは?

ウルトラ抽出以外に抽出する方法がいくつかあります。まずそちらをご紹介します。

冷浸法

ハーブを細かく砕いてオイルに漬けて、時々混ぜて置いておくだけです。1か月くらいで抽出できます。日が当たる場所に置いておくといいそうですが、オイルを直接日光に当ててしまうと傷みやすくなってしまうので、日光が通りやすい布などを巻いて置いておくとよりいいです。

温浸法

ハーブを漬けたオイルを加熱する方法です。①の冷浸法に比べて時間はかなり短縮されます。ただ、加熱してしまうと壊れやすくなる成分などもありますので、ご注意ください。

ウルトラ抽出

冷浸法・温浸法ではハーブの油性性成分だけを抽出するのですが、アルコールを使うことで水溶性成分・油溶性成分の両方を抽出できるのです。

なるほど。だからウルトラ抽出なんですね。最後にそのウルトラ抽出のやり方をご紹介します。

ウルトラ抽出をしてみよう!

①漬けるハーブを細かくしていきます。ミキサーで細かくしてもいいですし、ミキサーがない方は包丁などで細かく刻んでください。

②細かくしたハーブを耐熱ビンに入れて、全体が浸るくたいの無水エタノールを注ぎます。

③このエタノール漬けを半日ほど置いてからハーブの5~10倍くらいのオイルを加えます。

④ミキサー、ブレンダーなどでよく混ぜます。

⑤オイルを湯せんで加熱します。これでアルコールを飛ばしていきます。80度くらいで10~20分温めていきます。(オイル温度を50度~60度に保って、約1時間煮詰めて、最後に80度まで一気に温度を上げて止める方法と、オイル温度を80度まで一気にあげて、10~20分煮詰める方法があります。)

⑥冷めてからガーゼなどでオイルをこしていきます。

これで出来上がりです。もしアルコールがまだちょっと多そうなのであれば、空気にあてておいてアルコールを飛ばしてください。

ウルトラ抽出は、冷浸法や温浸法に比べてかなり手間がかかります。正直、めんどうだなぁ…。と思った方もいらっしゃると思います。しかし、それだけ手間をかけているぶん、水溶性成分も油溶性成分もしっかり抽出できるんです。

色んな方法で石鹼を作ると、1つ1つ香りや出来上がりも違った石鹼ができますので、めんどうでも、ウルトラ抽出を試してみる価値はありそうですね。是非1度ウルトラ抽出を試してみてください。

手作り石鹸  手作り石鹸

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA